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在日米軍の再編、それの意味するものを注意深く探って行かねばならない。
再編案の中で、特に私が注目したものが二つあった。
一つは、陸軍第一軍団(米ワシントン州)司令部のキャンプ座間への移転であり、さらにここへ、在日米軍司令部そのものを移すということであります。
日米安保条約の為の機能をはるかに超えた米軍の機能が存在するということだけではなく、そのまま我が国への軍事的圧力としても存在し得ると考えることが出来ると思います。
もう一つは、地上配備型システムを運用する航空自衛隊の航空総体司令部(府中市)を米空軍司令部のある横田基地へ移転すべきだとの構想を米国は打診している、とのことです。
この航空総体司令部は読む限りでは、対空ミサイルのみを扱うように見えますが、詳しい方は教えてください。もしも、戦闘機をも扱うのであれば、これは大変です。
航空自衛隊独自の活動は出来なくなって、総て、米軍の指揮の下で動くことになりかねません。
これを、私は、読売オン・ラインを下にして書いています。ところが、毎日新聞の扱いでは違っていて、「日本政府は、中略、航空総体司令部(中略)を横田基地に移すことにより、日米の連携強化を検討している。」となっています。日本政府が主体となっているのです。
さて、韓国からも兵力を大きく削減し、他のアジア地域に増強することが無いのに、何故? 日本だけ強化されるのか?
「日本だけは、あくまでも手放したくない。」
そして、
「日本が独自に歩みださないように、軍事的に抑えておく。」
さらに、
「自衛隊が国軍化して、独自の指揮・命令系統で動き出さないようにしておく。」
それは、日本を押さえきることにより、アジアでの米国の帝国主義的圧力を維持し続ける事を目的とする。
そして、チャイナとのパワーゲームを作り出し、それにより、アジアへの支配を継続する。
日本から米軍が撤退したら、たちまちにしてアジアは再編されてしまう。アジアにEUが誕生してしまう。帝国主義の終わりが始まる。中華帝国も勿論、そのままではいられない。従って、これは侵略枢軸の存在に関わる問題だ。
あくまでも、日本は「再占領(実質の)」してもよいから、手放してはいけない。
イラク戦の失敗から、体勢を立て直すべく、早い動きを見せている。
日本が縛られることは、確かに良くないことだ。
しかし、単純にそれだけを憂いてはいけない。尖閣近くでのチャイナの乱暴なガス田開発も同じである。
日本人は主権を主張出来るようにすることが、先ずやるべきことなのだ。
その為には、国民が公民となって、自分達の代表としての政府を誕生させるべきなのだ。こちらが変われば、相手も変わるのであるから。
米国は小泉軍曹を見て、日本を舐めて、このように言ってきているのだ。
彼らには、日本人が下士官と兵に見えるのだろう。それは当たっていないのだが、小泉に任せている日本人が悪いのだ。
護られてあることを感謝します。