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イラク:米国務副長官が訪問 比部隊撤退は悪い前例
【バグダッド藤原章生】米国のアーミテージ国務副長官が18日、バグダッドを訪れ、イラク暫定政府のアラウィ首相らと会談した。副長官は6月末の主権移譲後、イラクを訪れた米当局者としては最高レベル。
AP通信によると、暫定政府のジバリ外相は副長官と共同会見し、フィリピン政府が駐留部隊撤退を決めたことについて「決定を尊重する」としながらも「悪い前例になり、誤ったメッセージを送る。テロリストに報酬を与えてはならず、さもなくば、これが繰り返される」と語った。副長官も「(撤退決定は)望まないが、尊重しなければならない」と述べた。
副長官はまた、首相との会談で「イラクの民主化と復興をともに支援する米国の責任を感じる」と述べた。
毎日新聞 2004年7月19日 19時46分
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/afro-ocea/news/20040720k0000m030047000c.html