現在地 HOME > 掲示板 > 戦争57 > 795.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
(回答先: Re: グリーンカードなども入ってるのかな? 投稿者 Kotetu 日時 2004 年 7 月 19 日 00:40:57)
現在アメリカは志願兵制ですが、志願する者の理由には経済的なものや「市民権」の問題もあると言われています。
これまでアメリカでは志願兵は国籍を問われず、だいたい 3 年任期で永住権が付与されることになっていました。それ故に、アメリカの軍にはアメリカ国籍を持っていない者がかなりの数いる(公表がされていない)とされていました。しかし、アメリカは一昨年のアフガン攻撃の際に、志願兵にはほぼ即時に市民権が交付されるというルールに変更しました。アメリカでは、市民権が本人に認められると家族への永住権がほぼ即時に認められるなどの恩典があるので、この市民権を得る目的で志願する者も少なくないようです。
イラクには、米軍には所属しておらず、特別な契約で働く国籍がさまざまな傭兵が、米国籍取得を夢見て戦争勃発時から軍務についているそうです。戦争に勝利して米国に帰国すれば、それまでのグリーン・カード(永住権)ではなく、米国籍を得る権利が与えられるからということです。
アメリカの法律では国防総省に米軍内の外国人の死亡の記録を義務付けていず、ペンタゴンが発表する死亡者数には米国籍以外の人間は含まれていません。
イラクでの傭兵の数は 2 万〜 3 万人に達すると言われています。また今年 2 月 24 日の米紙デンバー・ポストによると、米国の総兵士数 1,366,032 人のうちの 35,662 人が不法移民者であり、イラク駐留の米陸海空軍および海兵隊の米国籍を有しない新移民者の兵士の数は 15,031 人であると報じているそうです。