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「中国型改革開放目指せ」北朝鮮問題で米国防副長官
http://www.asahi.com/international/update/0717/008.html
ウォルフォウィッツ米国防副長官は16日、コロラド州アスペンで開かれた米誌フォーチュン主催の会議に出席し、北朝鮮問題の解決について、「トウ小平が進めた中国型の改革は、全体主義的共産主義政権が開放を検討するモデルとしては悪くない」と語り、必ずしも金正日政権の転覆を目指してはいないことを明らかにした。
副長官はまず、北朝鮮が国家崩壊から抜け出すためのカギは、「大量破壊兵器問題について、すべてを明らかにし、北朝鮮の改革を求めている(6者協議参加の)5カ国との間で、筋の通った取り決めを作ることだ」と語った。
その最終的な結論は「幾通りもありうる」としながらも「私個人の見方」として、中国が70年代から始めた、市場経済や外国資本・技術の導入などを柱とするいわゆる改革開放政策が、北朝鮮の目指すべき道だとの考えを示した。そのうえで「もし、そういう段階に達することができれば私は非常に満足だ。大きな前進だと思う」と語った。
北朝鮮問題に取り組むにあたっては、軍事的解決が適切とは考えていないことを指摘したうえで、日本を含む6者協議参加国と協力していくことが「カギだ」と述べた。これまでの協議で「我々は徐々にではあるものの、北朝鮮に自らが崩壊国家であり、その崩壊過程は今も続いているという現実に正面から向き合うことを余儀なくさせることができた」と語り、ある程度の成果は上がっていると見ていることを明らかにした。
(07/17 11:17)