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またあの「密告屋」、今度は3・11委員会に手紙:こいつも役者の一人か?
http://www.asyura2.com/0406/war57/msg/698.html
投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2004 年 7 月 17 日 05:08:02:SO0fHq1bYvRzo
 

またあの「密告屋」、今度は3・11委員会に手紙:こいつも役者の一人か?


7月16日付のエル・ムンド紙(電子版)によりますと、例の「密告屋」ラファー・ゾウヒエルが、先日エル・ムンド紙に手紙を出し、さらに裁判所への護送中に新聞記者たちに語ったのに続いて、今度は国会の3.11調査委員会の委員長宛に手紙を書いて、スペイン人グループとイスラム・グループが爆薬の取引をしていることを2度にわたって知らせた、ということを明らかにしました。


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『ゾウヒエル、爆薬について、一回目の連絡の後5ヵ月後に二回目の連絡を送った』

このモロッコ人はこの新しい情報を311委員会の委員長宛に送る。同時に、もし委員会に喚問されたら「嘘でないことを証明するために」もっと多くのことを言う、と。

ANTONIO RUBIO : MADRID

「私は知らせた。そして国家防衛隊の幹部は全部把握されていると答えた。私は最初の知らせから5ヵ月後にもう一度連絡を送った。」これが、ラファー・ゾウヒエルが3.11調査委員会の委員長に送った手紙の一節である。刑務当局が彼をうそつき呼ばわりし、7月6日にエル・ムンド紙に連絡したように、国家防衛隊の中央作戦部(UCO)の職員がバルデモロ刑務所に彼を訪ねてきたことを否定している最中にである。

ゾウヒエルは調査委員会の委員長パウリノ・リベロに宛てた手紙の中で、UCO職員との関係について新たなデータをもたらし、国家防衛隊の長官カルロス・ゴメス・アルチェが内務次官アントニオ・カマチョに去る5日に提出した情報に異議を唱えている。この情報の中で国家防衛隊長官は、ゾウヒエルとUCOの彼の部下との関係は、アストゥリアスの男たち【もう一人の「密告屋」エミリオ・スアレス・トレスオラスとその仲間:訳注】の手で爆薬の取引があった、という最初の連絡(2003年の4月か5月)の少し後に終わっていたということを示唆した。

しかしながら、ゾウヒエルは今、UCO職員を明らかに示して、「彼らにその最初の連絡から5ヵ月後にもう一度連絡を入れた」と言う。つまり、2003年の9月か10月にUCOのメンバーは、アストゥリアスでの、そしてホセ・エミリオ・スアレス・トレスオラスやアントニオ・トロ・カストロとモロッコ人のラバピエス・コマンドとの間での『ダイナマイトの闇取引』について、第2の連絡を受けた、ということになる。

ゾウヒエルは彼の3・11調査委員会あての文章の中で、最近当紙へ宛てた手紙の中で明らかにした彼の考えと反省を繰り返す。「国家防衛隊の一団に協力したか、またはテロリストの一団に協力した。そしてスペインを守る国防のエリートグループに、あのアストゥリアスの男たちが麻薬と引き換えに爆薬を与えていたことを知らせた。」と。

刑務当局の長官メルセデス・ガジソがUCO職員の訪問を否定したことに対して怒るゾウヒエルは、いま新しいそして重大な発言で警告する。「私は多くの証拠を持っている。署名した二つの面会申請書を持っている。彼らもそれを知っているし、他の者たちもそうだ。」

ゾウヒエルの書いたものによると、彼は虚偽と操作のために疲れている。「一人の連絡係の役人がいて彼は私をある面会室に連れて行ったし、委員会の場なら私が嘘を言っていないことを見せるためにもっと多くのことをしゃべるだろう。」と言う。

このモロッコ人は同時に、彼が単なる密告屋ではないことを明らかにしたいという思いに取り付かれている。「嘘はもうたくさんだ。私は刑務所から出るために戦っているのではない。真実がほしいからだ。真実が。」

委員会宛の手紙を終える前に、ゾウヒエルはバルデモロ刑務所にUCO職員が面会に来たことを再び主張した。「刑務所の中で私に面会に来たことが、みんなは嘘だというが、その証拠と多く持っていることを言いたいだけだ。」

UCOは現在ゾウヒエルへの面会を、判事から爆発物の捜査のために命じられた仕事として、正当化しようとしている。しかし、国家防衛隊がこのモロッコ人に最初に言ったことは「爆発物のことはしゃべるな。そうすれば刑務所から出ることができる。」であった、ということが知れ渡っているのだ。

http://www.elmundo.es/2004/07/16/espana/1664974.html(有料記事:詳細)
http://www.elmundo.es/elmundo/2004/07/16/espana/1089961661.html(無料記事)

【参考】
http://www.asyura2.com/0406/war57/msg/629.html
投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2004 年 7 月 15 日 00:29:30:
「密告屋」ゾウヒエルは311を事前に知らせていた!!(エル・ムンドより)
http://www.asyura2.com/0406/war57/msg/583.html
投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2004 年 7 月 13 日 08:41:48
密告屋の爆弾告白:刑務所で密告相手の防衛隊員から何も言うなと脅迫された

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さてさて、3・11に関しては今までに49名の逮捕者(ミラノで逮捕された「エジプト人モハメド」を含む)を出しているのですが(ただし現在刑務所に収監中の者は16名)、その中で「外部」に向かって声を発しているのはこの「密告屋」ラファー・ゾウヒエルただ一人です。また当局から供述内容が公表されたのは16歳の「ジプシー少年」のみです。他の者たちに関する情報はまったく流れてこず、釈放された者たちに関する新聞記事も見当たりません。

【参考】
http://www.asyura2.com/0406/war56/msg/890.html
投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2004 年 6 月 19 日 09:10:45
「3.11捜査」の鍵を握る16歳の少年:怪しげな「重要証言」(エル・ムンドより)
http://www.asyura2.com/0406/war56/msg/891.html
(フォロー)↑の記事に対する私のコメント


見事な情報管理です。とにかくこの事件を担当する大法院判事フアン・デル・オルモは徹底して秘密主義を貫き、完全な密室の中で3・11の「筋書き」が練られようとしています。この判事の裏を洗いたいのですが、今のところ重要な情報は見つかっていません。

この秘密主義・密室審理の中で、なぜかこのゾウヒエルの声だけが、しかも3・11調査委員会が始まると同時に、盛んに響いてマスコミを大騒ぎさせているのです。こりゃ、一体どういうこっちゃろ?

どうもこのモロッコ人、当局に仕込まれた「役者」臭いと私は感じているのですが。

スペインには9・11以前から大勢のイスラム・テロリストが住み着いており、それがアルカイダと結びついてその指導を受け、昨年来3・11の準備を開始しており、それを警備当局の不手際でキャッチできず、事件後にも責任追及を逃れようともみ消しに走る者すら出てきた、また同時に、前政権がイスラム・テロを重視しなかったために3・11を防ぐことができなかった、・・・、というような筋書きを傍証するためのピエロ役として、このおしゃべり「密告屋」がこの時期に及んで登場して来ているような気がしてなりません。もう一人の重要な「密告屋」エミリオ・スアレス・トレスオラスに関しては、本人の声はおろか供述すら外に出ていないのです。


なお、このゾウヒエルからの「手紙」を受け取るという「栄光」に輝く我がエル・ムンド紙は、「ゾウヒエルを3・11委員会で証人喚問すべきかどうか」という読者のアンケート調査を行っているのですが、わずか10日ほどで10112名というこの種のアンケートにとっては非常に大きな数の回答が寄せられその88%が「喚問すべきだ」と答えています。何と何と、こうやって「世論」を作り上げているのですね。

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