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サマーワの日本軍の業績 イラクの著名サイトが酷評
イラクのサマーワでの自衛隊の「人道支援」は、直接的な恩恵を預かると期待されるサマーワ市民だけでなく、イラク全体の目から果たしてどのように見られているのであろうか? 14日付のイラクの著名サイト、バスラ・ネットは、「技術先進国、日本軍のサマーワでの業績」との皮肉な大見出しで、その活動の一端を写真付きで特報した。
衛星テレビ、アルジャジーラ(カタール)やアルアラビーヤ(UAE)を観ていると、、「占領軍はイラク人民に数多くの結構なものをもたらし、その最大の関心事は人間(人道)であると単純素朴な我がイラク人民に幻想を抱かせる安手の虚偽的なの広告的手法の宣伝に見て取れる。
その一つが、日本軍はサマーワで奉仕活動を行い、(サマーワが県庁所在地である)ムサンナ県での雇用促進事業を実施しているいう宣伝だ。
ところが何と、精密技術を駆使するデジタル情報を誇る国家がサマーワに橋を作るというので見てみたら(下記の最新鋭の橋の写真を是非ともご覧あれ)、イラク人の駆け出しの鍛冶屋でさえ、ましなものを作れるような橋ではないか。問題なのはこんなことが(日本軍の)特別予算で行われた事業だというのだ。更に住民のために他の事業も開始したというではないか。
まあ、写真が全てを雄弁に物語っている。ご覧あれ、彼らは「児童の労働力としての利用」に反対しながら、イラクの子供たちを利用しているではないか。
日本軍は、(この橋に)日本の最新の交通技術を導入した。我が慢強く哀れなロバ『訳注:バカの代名詞)という技術を(写真参照)。
【痛烈な風刺の効いた論評である。子供たちが働いているという一つの事象を、「イラク再建のために子供までが嬉々として参加している」と見るか、或いは「あどけない子供までを酷使、搾取している」と捉えるかに本質が隠されているのではなかろうか。
自衛隊の行動に対する誤解(if any)を指摘することは容易であろうが、米軍主導の占領軍の下での行動であるか否かが、即素朴なイラク人の判断基準であるというのが、毎日数百の現地情報に接っしている訳者の正直な感触である。国連決議1546でいかに取り繕ろおうが、そんな茶番が通用するほど甘い世界ではない。世界が敬愛の眼差しを注ぐわれらが誇る首相が唱える「人道支援」と抱き合わせで、軍需物資や兵員の輸送まで手がけていると知ったら、イラクの大衆はどのように反応するのであろうか?】
http://www.albasrah.net/maqalat/arabic/0704/japan.htm 写真あり