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【朝日com.2004/7/14より引用】
http://www.asahi.com/international/update/0714/002.html
「イラクをめぐる情報活動で失態を指摘され、テネット氏が長官を辞任した
米中央情報局(CIA)の後任人事で、ブッシュ政権内きっての知日派と
して知られるアーミテージ国務副長官らの名前が浮上している。」
「軍事・外交の実務経験が豊かなアーミテージ氏については、上院情報特別
委員会のロックフェラー副委員長ら民主党側も異論がないとしており、上
院での承認を受けやすいとみられている。」
○リチャード・アーミテージの隠された経歴を考えると、ある意味妥当な人事
に思えるから不思議。(笑)
「レーガン政権のもとで、国務省の高官たちは、違法な麻薬貿易の売上げに
よって、ニカラグア反政府右派ゲリラへの武器供給の資金を捻出した。」
「リチャード・アーミテージは「オリヴァー・ノース空軍中佐とともに活動
し、イラン・コントラ武器密輸スキャンダルに関与していた。」」
「リチャード・アーミテージは、アフガン・ソ連戦争の間はもちろんその後
も、ムジャヒディン(イスラム聖戦士)と「イスラム戦士の基地」へ内密
の支援で裏で行った合衆国の主計画者の一人でもあった。黄金の三日月麻
薬地帯からの麻薬貿易によって資金を得ていたが、このパターンは基本的
にいまだに変わっていない。(略)いまも合衆国外交政策の不可欠の部分
になっている。さらに、あり余るほど記録が残されているが、数十億ドル
の麻薬貿易はおもに、CIAによる違法な資金調達源になっているのだ。」
P.28〜p.29
『アメリカの謀略戦争 9.11の真相とイラク戦争』
ミシェル・チョスドスキー著 本の友社 2003/12月-刊行
より引用