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【バグダッド藤原章生】イラク駐留米軍の撤退を要求し、暫定政府を「違法」と主張するイスラム教シーア派反米指導者、ム
クタダ・サドル師の代理人、サファ・アルティミーミ師が11日、バグダッドのサドルシティーで毎日新聞と会見した。同師は
「我々は自衛隊の駐留を歓迎しており、我々の民兵『マフディー軍』が自衛隊を攻撃することはない」と述べた。
サマワに駐留する自衛隊は米軍を中心とする多国籍軍の一翼を担っている。これについてアルティミーミ師は「自衛隊はイ
ラク復興のために来たと宣言し、無意味な住民攻撃などしていない。占領軍(多国籍軍)の一部という形であっても、米軍とは
全く別の平和的部隊だ」と答えた。
迫撃砲が撃ち込まれるなどサマワで陸上自衛隊は脅威にさらされているが、アルティミーミ師は「我々とは全く関係のない組
織の犯行だ。サドル師は民兵たちに『日本軍を狙うな』と指令している」と強調した。さらに「サドル師は日本軍の撤退を要求し
ていない」と語った。
一方、来年一月までに予定される直接選挙について、アルティミーミ師は「今の治安状況では国連職員の活動も制約され、
かなり先に延びるだろう」との見通しを示した。選挙を含めた今後のイラク政治、行政の流れを話し合う各派約1000人による
「国民大会議」(7月20日開催予定)についても「我々は暫定政府を認めておらず、参加する気はない」と主張した。
毎日新聞 2004年7月12日19時16分