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イラクのレジスタンスを軍事的に打ち負かすことはできない
http://humphrey.blogtribe.org/entry-747323c149e51c7a28a88a7766176a54.html
米軍は、イラクのレジスタンスを軍事的に打ち負かすことはできないことを認めた。
デモクラシー・ナウ!は、7月9日付で、AP通信が伝えたこのような米軍の見解を紹介しています。以下、簡単に紹介すると:
米軍は、今や、イラク人のレジスタンスが、米軍がこれまで見積もっていたよりもはるかに規模の大きいものであることを認めた、とAP通信は伝えた。米軍士官の中には、レジスタンスはイラク人の間で非常に大きな支持を得ているので、それを軍事的に打ち負かすことはもはや可能ではないと言う者もいる。
何カ月ものあいだ、米国は、イラク人レジスタンスの数を約5000人と述べていたが、現在では2万人近いと推定されている。また、レジスタンスは、ほとんど完全にイラク人自身によるもののようである。「USAトゥデイ」紙が報じたところでは、イラクで米軍に拘束されている6000人のうち、外国人はたったの2%に過ぎないという。
「アルカーイダとのリンク」といった宣伝は、大量破壊兵器と同様、米軍とその「有志連合」による不法な侵略と占領を「正当化」しようとする言い訳にすぎないことが、ますますはっきりしてきています。
シバレイさんのイラク発ブログに、こんな描写があります。
米兵らは何を思ったのか、突然、近くの家々に向かい、ドアを蹴破って中に突入。私が呆然として見ていると、イラク人男性らが家の中から連れ出され、壁に向かって座らされ始めた。さらにその内何人かが連行され、装甲車の中に詰め込まれていく。何でこの人達が拘束されるの?と思っていると「武装勢力を捕まえられなかったんで、誰でもいいから拘束したかったんだろ。報道陣向けのポーズだよ」と通訳K氏。
拘束されている6000人のうち、いったいどれだけが、このように完全に勝手に連れ去られた非戦闘員なのでしょうか。
『ファルージャ2004年4月』の中で、ラフール・マハジャンは、アル=サドル師について、次のように述べています:
アル=サドル師は過激派です。・・・・・・ 彼は好ましい選択肢ではありません。ただ、米国がやってきてこのとんでもない状況を意図的に作り出し、政府を奪い取って、その代わりにほんのわずかな正当性のかけらすらないものを据えたこの国では、不可避的に姿を現す選択肢なのです。
米国は、その外交政策において、「良い例の脅威」を恐れていました。イラクを米国の属国化することに失敗した場合には、次善策として、イラクの人々が独裁者の手のもとで苦しむ状態を選び取ることは、サダム・フセインに対するこれまでの態度からも予想されます。