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大統領選挙:米議員が国連に監視団を要請
バナナ共和国(訳注:権力者が自己の利益ばかり追求する国という意味がある)の異端派である9人の国会議員が、7月1日、国連政策局の選挙支援部門に対し、来る11月2日の大統領選挙に監視団を急派するよう要請する手紙に署名した。9人の議員の中には4人の黒人と1人のヒスパニック系がいる。要望の手紙はアナン事務局長宛で、前回のフロリダにおける投票の際に確認された不正により、黒人の有権者は非黒人有権者より10倍も多く投票から排除される恐れがあった事実を訴えている。手紙は同じく、投票の過程の種々相について改革を行うという約束があったにもかかわらず、市民の権利委員会はさる4月、《このような問題が次回選挙の際には起こらないようにすることを明確にするための適切な手段は取られていない》と認めた点に注意を喚起している。
以前から、米国は民主政治のモデルと考えられていた。選挙が国際的監視の対象になるなどということは決してなかった。
http://www.reseauvoltaire.net/article14466.html