現在地 HOME > 掲示板 > 戦争57 > 478.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
◇「日本の“今後”危惧」
「あなたは戦争がどういうものか、知っていますか?」−−。こんな問いかけで始まる絵本「戦争のつくりかた」が各地で話題になっている。有事関連法の成立を危惧(きぐ)する全国各地の市民らが、メールで意見を交換しながら“これからの日本の姿”を描いた物語。初版、改訂版計1万2000部はたちまちなくなり、増刷を続けている。東京の大手書店では週間ベストセラーにもなり、石川、富山でも取り扱う書店が増え始めた。
主婦や会社員など二十数人が、メールをやりとりしながら、5月下旬にインターネット版、次いで冊子を完成させた。「国のしくみやきまりをすこしずつ変えていけば、戦争しないと決めた国も、戦争できる国になります」として、実際の法律や閣僚の国会答弁などをもとに、「戦争できる国」になるまでに想定される道のりを例示した。
金沢市の主婦、小原美由紀さん(39)もメンバーの一人。「本が話題になるのは、今の流れに反発を覚える人が増えているから」と話す。「参院選で選ばれる人たちが憲法を議論することを考えると、投票に行かなければと思う」
A5判36ページ。300円。問い合わせは「りぼん・ぷろじぇくと」(ファクス020・4665・1339)。HP( http://www.ribbon-project.jp/book/ )でも公開中。【森園道子】
毎日新聞 2004年7月9日
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/ishikawa/news/20040709ddlk17040605000c.html