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日米両政府は7日、海上配備型ミサイル防衛システム開発を目指す共同技術研究について、試作したミサイルで実際の標的ミサイルを撃ち落とす初の迎撃実験を2005年度にハワイ沖で実施する方針を決めた。
防衛庁は来年度予算の概算要求に関連費用を盛り込む。両政府はさらに実験を重ね、北朝鮮の弾道ミサイル・ノドンなどを確実に迎撃できるミサイル技術開発につなげたいとしている。
両政府は1998年、防衛庁技術研究本部と米国防総省弾道ミサイル防衛庁(MDA)の間で、ミサイル共同技術研究を行うことで合意した。
現在、〈1〉標的を識別・追尾する「赤外線シーカ」〈2〉迎撃ミサイルを空気との摩擦から保護する先端部分の「ノーズコーン」〈3〉全3段のロケットのうち真ん中部分にあたる「第2段ロケットモーター」〈4〉標的を激突時に破壊する「キネティック弾頭」――の部品設計、試作などを進めている。
来年度の実験は、実験用の試作ミサイルを米海軍イージス艦に搭載する形で2回行う。1回目は標的を使わない迎撃ミサイルの飛行試験。2回目の実験で、太平洋のマーシャル諸島から打ち上げた標的ミサイルの迎撃を試みる計画だ。
今回、実験を行うミサイルは、日本が今年度から調達を始めたイージス艦搭載型のスタンダード・ミサイル(SM3)とは別の種類。
[7月8日3時7分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040708-00000101-yom-pol