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(回答先: 戦時下の弾圧が始まった 投稿者 長壁満子 日時 2004 年 7 月 05 日 23:35:01)
確かに、これは、「異常」だね。昭和40年代と同じと、言うべきかね。「わずかに透明の盾にふれたところで、遠くから、現認逮捕!の声がかかると、あっと言う間に警官にかこまれて連行」と、言う話も、到底、21世紀の「先進国」とは思え無い光景でね。日本のメディアが、この手の抗議運動を、まともに報道しているのか否か、疑問になるがね。
「昭和」のベトナム反戦運動の時代と比べれば、日本は、格段に「豊かな国家」となった筈だったね。しかし、日本の「法治国家」とやらは、当時と同様、「貧しい国家」のままだ。赤塚不二夫のえがいた、ピストルを撃ちまくり、「死刑だ」と叫ぶだけの、漫画の阿呆な「おまわり」は、今も、現実の社会で幅をきかせているらしい。
今、日本の大人は、赤塚がえがいた所の、日本「敬札」の「カリカチュア」の姿すら、丸で忘れてしまったらしいね。ピストルをかざし、「タイホする」と叫ぶだけの「敬札」の姿をね。「敬札」が、裁判官を兼ね、「死刑だ」と叫び、手にした「愛用」のピストルを撃ちまくる。そして、その挙句、おのれを「国家権力」と呼ぶのが、その阿呆な「本官」だったね。
それは、現実の日本の「敬札」の姿に、少しばかり芸術的な「誇張」を施した姿に過ぎ無かったね。そのカリカチュアを見れば、現実の日本の「敬札」も、それと同様、おかしな存在であるかが判ると言う事でね。この手の「カリカチュア」を、今の日本人は、忘れてしまったらしいがね。
それは、「少年A事件」とやらの「裏事情」としてあれこれと伝わる、日本の「大人社会」の退廃ぶりに、はっきり証明されているね。「しゅきばら」とやらの妄想に取りつかれ、都市伝説に乗ぜられたような騒乱情況を引き起こす日本の「メディア屋」が、その代表かも知れ無い。
尤も、「しゅきばら」と言う「読み」は誤りで、正しくは「さかきばら」だと、「犯人」が自ら「訂正」をしたらしいね。阿呆な犯罪者がいたものだがね。それならば、日本人に判るような「当て字」をするべきだがね。
いずれにしろ、日本の大人の多くは、メディア屋の妄想に乗ぜられる程度で、おのれも妄想に取りつかれるような、只の「精神異常者」に転落したみたいだね。その挙句、「タイホだ」と叫び、ピストルを撃ちまくるような「敬札」まで、「正常」な「おまわり」だと考えるまでに転落したらしい。日本人は、阿呆なカリカチュアにえがかれた、赤塚の「おまわり」の事を、忘れてはなら無いと言う所以だね。
この記事の話は、どれも、赤塚の「おまわり」の姿と重なるね。「平和的に歩いてパレードしている人たちに、3メートル間隔くらいで横について、大声で、早く歩け!左に曲がれ!止まれ!といつになく威圧的に耳元でがなりたてます。シュプレヒコールもかき消すほどの大声です。」これは、どう考えても、正常では無いからね。それが、漫画でもカリカチュアでも無い、現実の「敬札」だと言うのだからね。笑うべき日本「敬札」の姿だと言う所以だね。
これは、7月11日の「選挙」とやらを意識した、「デモンストレーション規制」であるのかも知れ無いね。「政府筋か東京都筋の指示があったか?大変疑わしいところです。そして世もいよいよ末になって来たなという感想です。」と、言う話も、まったくその通りでね。日本の「敬札」庁やら、東京の「敬札」やらが、その手の反戦デモ運動は、違法な「逮捕劇」で以って「規制」せよと、指令している事は、間違いが無いからね。
しかし、如何に「デモ規制」とやらをしても、今や、それで以って、火のついた日本民衆の怒りを消す事は、不可能だろうね。ましてや、それで以って、イラク侵略戦争やら日本自衛隊「海外派兵」やらを、「支援」する事など、不可能であるのに過ぎ無い。この手の日本の「国家権力」とやらのように、「不可能」な事をやろうと、その一身を懸けるのは、おのれの自滅を早めるだけだと言う所以だね。
イラクの「アラウィ新政権」は、アメリカ軍が、ファルージャ市の「アルカイダの隠れ家」とやらを空爆した事件で、その「作戦」とやらを、事前に「承認」したらしいね。この空爆により、又しても、一般の民間人、特に「女子供」が虐殺されているのだがね。アラウィは、元々、MI6やらCIAやらの「下僕」として働いていたと言うから、「虐殺くらい朝飯前」らしい。この「アラウィ政府」は、例のフセイン法廷を巡り、アラブ世界の法律家からからも、孤立しつつある情況だがね。
ファルージャのように、「反占領軍」の立場を固持し、占領軍の任命した「市長」エトセトラを認め無いイラク人は、アラウィ政府と占領軍による、「無差別攻撃」にさらされる事になるね。しかし、アラウィ政府とやらも、その「権力基盤」は、バグダードの「グリーンゾーン」の内側くらいだ。隣国イランと、その支援を受けたシーアやクルドが、これを「支持」している程度でね。その情況で、スンニを標的とし、この手の無差別殺戮を繰り返すのでは、アラウィ政府とやらも、最早、先が見えた情況だね。
その中、ハリウッド映画の流儀を思わせる「アルカイダ・ビデオ」が報道されているね。「自爆戦士」の最後を記録し、「あなたもアルカイダで自爆しよう」と、「戦士募集」をするビデオだ。この「アルカイダ」も、ファルージャにいる事になっているらしいがね。
しかし、このビデオは、なかなか、「プロ並み」の製作技術を見せつけているらしいのだね。その「映像編集」エトセトラを見る限り、素人の「作品」では無いとね。どう言う「プロ」が、何の目的で、その手のビデオ製作に関係するのかが、問題だがね。
それでも、この手の「募兵ビデオ」は、貧困にあえぐアラブ人やらイスラム系欧州移民やらにとり、それなりに「効果」を持つだろうね。それは、昭和40年代の「反戦運動家」も、同じだったかも知れ無いがね。そして、おのれの生命を、無駄に散らせるだけと言う事でね。この手の「ハリウッド映画ビデオ」は、その作り手も、目的も、胡散臭いと言う所以だね。
今回、話題になっているビデオが「プロ」の流儀である点は、編集技術エトセトラだけに限ら無いらしいね。その「派手」な「アクション」シーンにも、プロの流儀が見て取れるらしい。プロ、と言うよりか、ハリウッドの「視覚効果」がと、言うべきかね。
このビデオには、燃料を満載したトラックで「特攻攻撃」をする「シーン」があるらしい。その「爆発炎上」シーンは、まさに「ハリウッド映画」そのものでね。2001年9月の「911」で、WTCに衝突する二つの旅客機が見せたのと同じ、豪華な「爆発炎上」シーンだ。その手の「共通点」の存在が、興味深い話だね。
イラクのレジスタンス軍は、一年以上前からずっと、「道端爆弾」エトセトラで以って、侵略軍を攻撃しているね。その手の「手製爆弾」は、このビデオや、或いは「911」のように、「爆発炎上」シーンを見せる事は、あまり無い。「爆弾」と言っても、日本人が一般に考える「爆弾」と違い、120ミリ、或いは150ミリと言う、イラク軍の「砲弾」を利用したものらしいからね。この点は、日本の阿呆な「特務」が好む、日本的な「はらはら時計」エトセトラの「爆弾」と、レジスタンスとの相違点でもあるね。
アメリカの帝国本国や、或いは日本のように、アメリカナイズされた「属州」では、ハリウッド映画を「刷り込み」された民衆の目には、この手の「爆発炎上」シーンが、しっくり来るのだね。ハリウッド映画で、映画の「視覚効果のプロ」が利用するのは、この手の「爆弾攻撃」のイメージだ。それは、911の旅客機のように、大量の灯油系の「ジェット燃料」を積んでいるか、今のビデオのように、トラックに「燃料」を積んで「突入」する為だね。
イラク・レジスタンスのように、イラク軍が発射せずじまいの「砲弾」だけを利用すると、実戦としての効果はあるが、この手の「爆発炎上」効果は、無いね。その手の「爆発」だけの映像では、アメリカナイズされた民衆には、「うけ無い」と、言うべきかね。ハリウッド映画を見慣れた民衆の目には、それ程、「興奮を与えられ無い」と言うべきでね。
そこで、爆薬と合わせて、「炎上」する「燃料」を使う必要も出て来るのだね。爆発シーンと言えども、「炎」が無ければ、「アクション映画」ばりの、派手な「爆発炎上」は見られ無いからね。つまり、一般的な「イラク・ゲリラ」の「道端爆弾」のビデオでは、それ程、「迫力あるビデオ」は作り得ない。そこに、今のビデオと、「普通のイラク・ゲリラ」との、差があるのだね。
例の911の旅客機と同じ「演出」で以って、トラックの「爆発炎上」を見せるビデオは、確かに、アルカイダ「流儀」だね。問題は、今度の「アルカイダ募兵ビデオ」で、誰が、「ハリウッド」的な演出を使っているのかでね。「アルカイダ」が、アメリカ情報機関、特にCIA「作戦部様」の下部組織である以上、あれこれの「アルカイダ映像」がハリウッド映画に似た「演出」となるのも、自然だね。しかし、その手の「募集ビデオ」が、どれ程、アラブ圏で「ヒット」するかは、疑問だと言う所以だね。