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(回答先: 「旧フセイン政権が大量破壊兵器開発計画を破棄」 CIA、大統領に伝えず 【共同】 投稿者 どさんこ 日時 2004 年 7 月 06 日 18:34:52)
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20040707k0000m030027000c.html
【ワシントン和田浩明】6日付米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は「米中央情報局(CIA)がイラク戦争前に、旧フセイン政権が大量破壊兵器の開発を断念したとの情報を得ていながら、ブッシュ大統領に報告しなかった」との米上院特別情報委員会の調査結果を報じた。同委は、「CIAがイラクの大量破壊兵器の脅威を誇張した」と結論付けており、今週にも報告書を公表するという。
テネットCIA長官は開戦前、イラクの大量破壊兵器保有は「スラム・ダンク(確実)だ」とブッシュ大統領に強調したとされている。報道が事実なら、イラク開戦の「大義」の一つに関し、CIAが情報を操作したとの疑惑が再燃しそうだ。テネット長官は11日に辞任する予定だが、批判が高まることも予想される。
同紙によると、「開発断念」の情報は、00年以降にCIAが始めたイラク人科学者の親族の聴取で判明した。しかし、CIAが政府部内用にまとめたイラクの大量破壊兵器に関する報告書には、言及されることはなかった。CIAの広報担当者は「親族からの情報はあやふやで、説得力がなかった。言及しなかったのはそのためだ」と説明しているという。
テネット長官は最近、特別情報委の事情聴取を受けたが、ブッシュ大統領にイラクの大量破壊兵器保有は「確実だ」と述べたかどうかは、確認を拒んだという。
米国は開戦の03年3月以来、イラクでの大量破壊兵器の捜索を続けているが、1年以上たった今も発見に至っていない。
毎日新聞 2004年7月6日 18時40分