幾つかのベールに隠された問題があります。
一つ、何故、インドネシアなのか？　フィリピンではいけないのか？　シンガポールではいけないのか？
一つ、インドネシアの警備は安心できるのか？　破壊活動の多い国ではないか。
日本だけで数ヶ国を相手にして、このような難しい交渉ができるのか？
このように考えていくと、とても頼りない日本政府と外務省だけの力では出来ない仕事だろう。
実は、米国が殆ど全部を根回ししているのではないか？　チャイナの協力を得て。
警備は米国が担当するのではないか。表には出なくても。
インドネシアはチャイナの影響力がフィリピンよりはあるだろう。
拉致問題は関係国の全部が、出来れば蓋をしたい問題だ。
米国も、北朝鮮も、日本も、チャイナもだ。
帝国主義支配の中で起こった悲劇だ。その恥部なのだ。だから彼らは皆、隠してきた。
これからも、何とか問題を、小さく扱おうとするだろう。
関係国にとっては、遠く離れたインドネシアで扱われれば、今のところ何とか安心出来るだろう。
米国にとっては、脱走兵問題は国内問題となる。
日本にとっては、対米問題でもある。（小泉政権では解決不能の）。
北朝鮮にとっては、大きくしたくない問題だ。
チャイナにとっては、無視はできない厄介な問題だ。

それで、小泉政権の危機となった参院選のこの時期に助け舟をだしたのではないか。

感謝します。

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