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写真がスローガンを否定しているのに《イラク人の主権》
この一週間、新しいイラク人の主権の性格について多くの見解が読まれたり聞かれたりした。6月29日、われわれは問題点に関する様々な意見を転載したが、「ルモンド」紙は「ルモンド」紙で、超現実的なやり方で見出しをつけた。すなわち「権力はイラク人に返された」と。だが同時に、「CIAに護衛された」イヤド・アラウイ首相(写真)と形容した記事をも掲載している。何がどうあれ、協力(Collaboration=第2次対戦中の対独協力という意味がある)政府の主権は、アラウイ首相の安全が彼の独自の警察ではなく、占領軍の特殊部隊によって確保されているという事実によって測られるのだ。
http://www.reseauvoltaire.net/flagrant-delit.html
◆ 写真の「ルモンド」の標題の下に、「権力はイラク人に返された」と書かれてある。