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３１１委員会は、モサド、CIA資料等、肝心の資料を公開できず：隠滅とすり替えの茶番劇！やっぱり！
この２，３日の間にたまった３１１事件関連の情報をお知らせします。
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●まず７月２日付エル・ムンドの、『３１１委員会、CNIの活動に差し障る６つを除き、すべての資料をそろえるだろう』という見出しの記事で、要旨のみを書きます。
スペイン国会の３．１１事件調査特別委員会は、CNI（国家中央情報局）と外国の情報機関の基本的な活動に差し障りのあるもの６つを除いて、要請のあった８５の資料のすべてが委員会で公開されるだろう、と発表しました。
http://www.elmundo.es/elmundo/2004/07/02/espana/1088771001.html
●ところでこの「６つ」とは何か。別の『３１１委員会に秘密にされた資料』と題された記事で一つ一つ見ていきましょう。
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政府閣議は、次の資料は国内外の機関の活動に差し障りがあるという理由で機密を解かないことに決定した。
１．２００４年３月１１日以前の、スペインにおけるETA以外のテロリストによる攻撃の可能性についての、警察と外国情報機関によってまとめられた情報（複数）。
２．カサブランカ爆破事件後に警察とモロッコ情報局によってまとめられた資料（複数）。これはこの事件と関連付けてジャマル・ゾウガムを追跡していたかどうかを確認するためのものである。
３．他の国々の情報機関によってまとめられた３．１１事件の容疑者の関係者についての資料（複数）。
４．スペイン内のアルカイダの存在についてのモサドの情報。これは外国の情報源であるので政府が入手できる限りの量を。
５．スペイン内のアルカイダの存在についてのモサドの情報。【これは４．と同じだが、別の種類のものなのか、あるいはエル・ムンドが不注意に、もしくは故意に、間違えたのか、は不明】
６．米国と英国の情報機関の、２００１年米国９．１１事件と関連があるとされているテロリストの存在に関する情報。これは外国の情報源であるので政府が入手できる限りの量を。
http://www.elmundo.es/elmundo/2004/07/02/espana/1088771001.html
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これらを見ていますと、最も肝心な、これが無ければ３．１１の真相解明など到底不可能というデータばかり、公開されないことが決められたようです。特にモサドが持つとされるアルカイダ情報や、英米からの９．１１と３．１１をつなげるデータが全く明らかにならないわけで、要するにスペイン社労党政府は「真相究明」などハナからやる気無い、と言うことなのでしょう。（もっとも初めから、スペイン政府ごときの要請にモサドやCIA、MI6などが応えるわけがありませんけど。）
要するに、レガネスで爆弾で吹っ飛んだ死人と、今まで逮捕されたスペイン人のゴロツキやガキ、モロッコ人のチンピラに罪を擦り付けて、そこに例の「エジプト人モハメド」のおしゃべりをからませ、ついでにザルカウイたら何たらの「秘密指令」でもくっつけて「一件落着」として、あとは事件を予測して防げなかったアスナール政権の責任を追及する、という話になるのかもしれません。まあ、この「３１１調査委員会」もそのための儀式かお祭りなのでしょう。どうせこうなるとは思っていましたが。
しかし、逆に考えると、これでモサド、CIA、MI６、スペインの警察・情報当局が、この事件ばかりか、９．１１と「アルカイダ」の活動全般に、深く深くからんでいることを、この「非公開情報」のリスト自体が物語っている、と言えるでしょう。そりゃ資料を公開したくてもできないでしょうね。自分らの正体をばらすことになるからね。
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その他、この２，３日の関連ニュースを列挙しましょう。見出しと簡単な説明だけです。
●『３１１細胞、ユダヤ人の施設への襲撃を計画』（７月１日ベインテ・ミヌートス紙）
３．１１事件のテロリスト・コマンドはマドリッドにあるユダヤ人の娯楽施設を攻撃する予定を持っていた。
http://www.20minutos.es/nx.asp?noti=8974
●『３１１コマンド、英国系小学校への攻撃を予定していた』（７月１日メトロ紙）
３．１１事件のテロリスト・コマンドはマドリッドにある英国系の小学校のある建物を爆破する計画を立てていた。
http://www.metrospain.com/nx.asp?noti=3480
●『ある住宅の門衛が３１１の直前にテロリストたちを目撃』（７月１日エル・ペリオディコ紙）
マドリッド市内のある住宅の門衛は、３．１１事件の直前に、後にその中で起爆装置とコーランが見つかったのと同じバンが走っているのを目撃した。
http://www.elperiodico.com/default.asp?idpublicacio_PK=6&idioma=CAS&idnoticia_PK=130399&idseccio_PK=602&h
●『爆発しなかったカバンの中にあったコーラン』（７月１日ABC紙）
３．１１当日に警察官の一人が、爆破された列車内に残されたカバンを開けると、コーランが入っておりその下に釘とねじくぎが入っていたため、爆発物係りに連絡した、と証言した。
http://www.abc.es/abc/pg040701/prensa/noticias/Nacional/Terrorismo/200407/01/NAC-NAC-034.asp
ただしこの記事には、そのコーランがその後どうなったのか、どうしてその警察官はそれをコーランだとわかったのか、などは書かれていません。
●『３１１犯人のパスポートを調達したアルジェリア人を逮捕』（７月２日エル・ムンド紙）
デル・オルモ大法院判事は、アルジェリア人ナスレディネ・ボウスバアに、３．１１実行犯が持っていた偽のパスポートを調達した容疑で逮捕命令を出した。
http://www.elmundo.es/elmundo/2004/07/02/espana/1088768006.html
●『アルカイダに配布されていた文書が、イラク占領の「もっとも弱い環」であるスペインを攻撃するように求めていた』（６月３０日エル・ムンド紙）
ラジオ・フランス・インターナショナル（RFI）によると、アルカイダは、イラク占領勢力の中で最も弱い環であるスペインに攻撃をかけるように求める内容のアラブ語の文書を、今年の１月２１日以来、配っていたことが明らかにされた。
http://www.elmundo.es/elmundo/2004/06/30/espana/1088629952.html
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まあ、スペイン国会の３．１１調査委員会の活動が本格化されたとたんに、よくもここまであれこれと情報が出てくるものだ。要するに、肝心要のデータは全く闇の中で、とってつけたような「攻撃計画」とか、子供だましのような「警官の証言」とか、今さらというようなアルカイダの文書とか、金魚のクソみたいに連なって出てきます。情報源は警察当局とか、よくわからない「ある筋」のようなもので、どうせモサドの手先がリークしているのでしょうが、こんなことばかりは熱心です。
肝心な部分は隠滅しておいて、すり替えの情報を使っての世論捜査だけに血道をあげているようです。それにまた様々なマスコミがよってたかって乗っかかり、あふれるような「情報」で人の頭をそれこそ「テロ漬け」にしようとしています。どいつもこいつも薄汚いやつらばかりだ！
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。