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スペイン政府、アフガニスタンへの増派とハイチへの治安軍派遣を決定(ABCより)
7月2日付のスペインの全国紙ABC(電子版)の記事からです。
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『政府、アフガニスタンへの増派とハイチへの派兵を決定』
(マドリッド)
政府第1副首相マリア・テレサ・フェルナンデス・デ・ラ・ベガが閣議後の記者会見で明らかにしたところでは、政府は閣議で本日、アフガニスタンの多国籍軍への派遣の継続と拡大、およびハイチへの軍派遣を決定した。
ハイチに関しては、派遣要員の数とその時期は国連からの実情に合わせた要請があり次第決定する、とデ・ラ・ベガは説明した。国防省の算出では、アフガニスタンには総選挙の行われるこの9月には最大で1040名の要員を派遣し、その後12月には540名にまで減らすだろう、ということである。ハイチについて国防省ホセ・ボノは、110名の治安部隊員(国家防衛隊員)の数を述べた。
http://www.abc.es/abc/pg040702/actualidad/nacional/politica/200407/02/tropas.asp
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アフガニスタンにせよハイチにせよ、まずアメリカが中心になって主権を取り上げ、その上で欧米各国が料理する、という形です。サパテロは「イラクの土を(軍靴で)踏みつけることは二度としない」と言っているのですが、何のことは無い、別の形で、おそらく次のもっと大規模に展開する「新世界秩序」への道程の、重要な狂言回しの役を演じているのでしょう。