＠自衛隊50年行事をソウルの真ん中で開催（ハンギョレ6月18日18：43付）

　市民団体強く反発

　日本の軍事大国化に対する懸念が高まっている中、駐韓日本大使館が18日、自衛隊創立50周年行事をソウル都心のホテルで開き、市民社会団体では批判声明を出すとともに1人デモを行うなど強く反発している。

　駐韓日本大使館はこの日夜、ソウルのシルラホテルで韓国の政・官関係人士や各国大使館の武官らを招待して「自衛隊創立50周年記念レセプション」を開いた。この行事は毎年日本大使館などで行われてきたが、今年は創立50周年を迎え、都心のホテルで大規模に行ったと伝えられている。日本大使館はパンギムン外交部長官をはじめ、政府人士や韓日議員連盟所属の国会議員、マスコミ関係者ら500人に招待状を送った。日本大使館側は「周年的な行事であり、特別な意味があるわけではない」と釈明している。

　しかし、韓国挺身隊問題対策協議会、日本教科書を正す運動本部、太平洋戦争被害者補償推進協議会、民族問題研究所、独島守護隊、太平洋戦争遺族会などはこの日夜、シルラホテルの前で団体別に反日1人デモを行い、「自衛隊50周年記念行事糾弾声明書」を発表するなど強く反発した。ユンミヒャン挺隊協事務総長は「記者や国会議員、国防部関係者まで呼んで戦争被害国の首都のど真ん中で行事を行うことは到底容認できない」と述べ、「他の団体と連帯し強く対応してゆく」と表明した。

　太平洋戦争被害者補償推進協議会のキムウンシク事務総長は「日本社会が次第に右翼化し、イラクに兵力まで派遣している中、アジアの国々に自衛隊の存在を確認させ、平和憲法を無力化するためにこうした大規模な公開行事を準備したようだ」とし、「戦争犯罪に対し一言の公式謝罪も行わない日本がこうした行動を示すのは、被害国を無視する行為」だと非難した。

〔写真〕自衛隊50周年行事が行われているシルラホテルの前で抗議する、日本軍軍隊慰安婦被害者のチョンユンホンさん（86.手前）。警察に阻まれ涙を流しながら抗議する（オーマイニュース6月20日付より）

この記事はとめよう戦争への道！百万人署名運動のホームページの下のページの中にありました、韓国の多数の報道の中にあります。↓
http://www2u.biglobe.ne.jp/~hyakuman/new_page_10.htm#運輸荷役労組、派兵関連軍需物資の輸送を全面拒否

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