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『空中給油機を政府専用機に』
『節約』掛け持ち使用案
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sei/20040702/eve_____sei_____000.shtml
2006年度から順次導入する空中給油機を、政府要人の海外出張などのために使う政府専用機として「掛け持ち」使用する構想が政府内で検討されている。苦しい国家財政の中、新規購入なしで、政府専用機の実質的な数を増やす狙い。政府側は「節約」を強調するが、そもそも空中給油機を4機も購入する必要があったのか、という疑問も出そうだ。
政府専用機は現在二機。政府要人の海外出張などのほか、海外への緊急援助物資など最近は使途が広がっており、政府内では「あと二機は欲しい」との声が高い。短い滑走路でも離着陸可能な、現在のジャンボ機(B747)よりも、ひと回り小さいボーイング767の導入を軸に検討を進めている。
しかし、問題はその費用だ。B767は一機約三百億円かかるB747より安価とはいえ中古機でも約二百億円かかる。
こうした中、関心が向いたのは中期防衛力整備計画によって四機導入が決まっている空中給油機だ。同機は政府が政府専用機として導入を考えていたのと同種のB767で〇六年度から一機ずつ納入される。これを政府専用機として併用すれば新たな購入費はかからずに済むというわけだ。
政府側は掛け持ち使用について、国家財政の節約であり、国民にも理解されるというが、導入当時は想定していなかった掛け持ち使用を認めれば、四機購入を決めた当時の無駄遣いがクローズアップされる可能性も。加えて、逆に、防衛庁などでは掛け持ち使用するのだから、給油機を増やすべきだとの声が出てきそうだ。