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2004/06/29 18:22 朝鮮日報
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/06/29/20040629000060.html
「中国公安、脱北者に無差別銃撃」
国内の脱北者支援団体「トゥリハナ宣教会」(代表:チョン・ギウォン伝道師)は29日記者会見を行い、脱北者24人が中国からモンゴルに脱出しようとしたところ、脱北者の1人 チョン・チョルフン(19歳)さんが中国公安の銃撃を受け死亡した事件と関連、「単なる誤射ではなく、無差別銃撃による射殺事件」という証言を公開した。
当時外交通商部(外交部)は、「『中国政府が脱北者を逮捕する過程で、脱北者が武器を奪い取ろうとし、その過程で20代の脱北者1人が銃に撃たれた。病院に搬送して治療をしたが死亡した』という内容を中国当局から告知された」と明らかにした。
しかし、この日公開された証言録取書によると、死亡したチョンさんの父 チョン・ギソン(45歳)さんは「小競り合いもなく、抵抗もしなかった。反対(モンゴル)方向に走っていたところ、後から銃弾が飛んできた」とし、「突然、息子が5メートル前方に倒れ、腰や頭が血塗れになった」とした。また、「200発余の銃弾が発射された。(息子は)捕まられた状態でも殴られ、連続で銃剣で刺された」とした。
またの脱北者であるイ某(女性/44歳)さんは証言録取書で、「20人余の兵士が突然後から銃を発射し始めた」とし、「その場に止まったにも関わらず、近づいて来て妊婦のそばで銃を放った」と証言した。また、「公安たちが中国語で『11弾倉(330発)発射した』と話すのを聞いた」と付け加えた。
チョン代表は当時現場にいた脱北者23人の録取書を公開し、「中国側の『偶発的誤射』主張は嘘であり、これは誤射でなく脱北者を狙った無差別射殺」と主張した。また、「今年5月はじめから4回にわたって、自主調査を通じて真相を解明するよう外交部に要請したが、いずれも黙殺された」と付け加えた。
これに対し、外交部関係者は「同宣教会から問い合わせを受けた後、自主調査を行っているが、まだ発表できる段階ではない」とした。
同宣教会は「チョンさんが射殺されたのか誤射事故で死亡したのかは、中国当局が脱北者をどうみるかを示す重要な試金石」とし、「政府当局はチョンさんの死亡原因を明確に究明しなければならない」とした。
シン・ウンジン記者 momof@chosun.com