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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040630-00000227-kyodo-int
【バグダッド30日共同】イラク暫定政府のヤワル大統領は30日付のアラブ紙アッシャルク・アルアウサト(イラク版)に対し、米国主導の占領下で停止されていた死刑と国家安全法の復活を暫定政府が決定したと語った。28日の主権移譲直後に決定、近く公布する予定という。
大統領は死刑の適用について「大半の国家の基準に合致するものだ」と述べ、テロ行為、殺人、誘拐、強姦(ごうかん)などの重罪に限定されると強調。国家安全法については「緊急事態令ほど厳しいものではないが、テロや違法行為に対する断固とした措置を含むものだ」と語った。
また「テロ行為やイラク人の大量虐殺に関与していない人物」の恩赦を国民に提案することも決定したと言明。米占領下では、旧政権時代の支配政党バース党党員や軍、情報機関関係者が一斉に逮捕、公職追放されたが、恩赦提案は主権移譲後の国民の“和解”を進め、軍や治安機関の再建を促す狙いがあるとみられる。(共同通信)
[6月30日19時23分更新]