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劣化ウラン弾の被害知って イラク人医師が講演へ
湾岸戦争で使用された劣化ウラン弾の被害に苦しむイラクの実態を知ろうと、県内七つの非政府組織(NGO)でつくる「県NGOネットワーク」は七月三日午後二時から、長崎市平野町の長崎原爆資料館ホールでイラク人医師を招いた講演会を開く。四日は、原爆による放射能障害の治療実績のある長崎大医学部で講義を受ける予定。
講演するのは、バグダッド中央教育病院のダーハム・ハッサン医師(30)=小児科=。長崎大での講義にはバスラ・サドル教育病院のアサド・アウドゥルーアミール・カラフ医師(34)=血液学=も加わる。二人は一月から半年間、名古屋大で小児がんや白血病治療を研修中。
イラクでは現在、一九九一年の湾岸戦争前に比べ、がんや白血病患者数が十倍以上に増加。治安悪化に伴い、薬や医療器具が不足し、十分な治療ができない状態という。
同ネットは、被爆地長崎からの支援の一つとして、長崎大医学部にイラク人医師の研修受け入れを働き掛けており、今回の講演会は研修への足掛かりを築く狙いがある。
同ネットの川端強さんは「がんや先天性異常が多発しているイラクは、広島、長崎の放射能障害治療に期待を寄せている」と話す。研修が実現した場合、同ネットが滞在費など負担する計画。
http://www.nagasaki-np.co.jp/news/index.html#05