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イスラム法学者機構:ムサンナー・ダーリー博士の拘束は国民大会議不参加への懲罰
イスラム・メモがAFPから引いて報じた。
イスラム法が学者機構の代表の子息、ムサンナー・ダーリー博士が米軍に拘束された事件で、同機構公式広報官、ムハンマド・ファイディーは、「この事件はこれから始まるであろう一連の(弾圧の)一部部である。目的は、機構が国民大会議に参加しないため、アメリカ式の民主主義で我が機構を懲罰すること」
アルジャジーラとのインタビューで、ファイディーは、「同博士は、レバノンの衛星テレビLBCに出演して、『国民大会議は占領軍の保護の下に開かれるのであるから大失敗するだろう』と述べていた。また機構の象徴的人物を狙い撃ちにすることで、イラクの一部の新聞が攻撃キャンペーンをしていたように、イラクのスンナ派宗教権威の名誉を傷つけることが目的だ」
「博士を釈放しなければ、その結果は際限の無いものとなろう。人々が報復に走ることを恐れる」
【国民大会議に不参加を表明した団体は、全て、米軍によって、メンバーが拘束されたり、事務所が家宅捜索されている】
【国民建国会議の事務局長(代表)のハーリシーは、1)の国民大会議のマースームの参加呼びかけに対して、マースームに以下の2提案をしている。
。
(1)国民大会議を開くのは結構だが、多国籍軍の撤退スケジュールを明示して、国民大会議の独立性を高めること。
(2)国民建国会議と国民大会議がそれぞれ選出する100名のリストを作成し、イラク国民にどちらかのリストを選ばせる。
イラク国民の裁定に任せる実に公平なやり方である。無論、国民大会議派(アラウィー政権側)は、そんなことをすれば負けるに決まっているから応じないが。リカービは、建国会議を何とか切り崩そうと、躍起になっている模様。29日付のアル・ワタンによると、ハーシム王家のアリー・ビン・アルフセインが、イラクで王制復活を唱え始めた。これも国民大会議失敗後の、アメリカのシナリオとされている】
http://www.islammemo.cc/news/one_news.asp?IDnews=40188
【参考】
2日付のイスラム・メモが、アルジャジーラから引いて報じたところによると、イスラム法学者教会の広報担当、ムサンナー・ハーリス・ダーリー博士(同機構代表でイラク国民建国会議の2大重鎮の一人であるハーリス・ダーリー師の子息)が米軍によって拘束された。
詳細は: http://english.aljazeera.net/NR/exeres/25B2BED2-620D-4C37-ADD1-BF36D5654C6A.htm 英文
【一大事件である。米軍が最も恐れているイラク国民建国会議(政府主導の国民大会議の最大のライバル)を率いる2大重鎮の一人の子息を拘束したのだ。風見鶏のアブドルアミール・リカービなどは、今まで国民建国会議を散々誹謗中傷していたが奏功せず、来日中に同じく来日していたイスラム法学者機構のアブドッサラーム・クバイシ師と会見し、共闘を呼びかける有様であったほどだ】
【「イスラム聖職者協会」という訳語は誤りである。そもそも、スンナ派には、位階を示す聖職者など居ないのだ。英語表記でも Scholars となっている】