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イラクの小中校でのボーイスカウト再建の監督にCIA元将校
を推薦
イラクでの戦闘が激化する中、米国はボーイスカウト活動に
まで手中に収め、着々と(拡)大中東構想を長期的観点に立っ
て進めていることを示す記事が出た。バハレンのアハバール・
アルハリージ紙が特報で伝えた。
イラク教育相は、「小中校でのボーイ・ガール・スカウト活
動は1/4世紀以上の間、停止していたが、来学期(10月が
新学期)から活動を再開する」と発表した。
同省のスポーツ部門の情報筋は、「米軍は、イラク、ボーイ
・ガール・スカウト評議会再建のために、複数のイラク出身米
国人の協力の下に、ウィリアム・ビークという元CIA将校を
責任者として推薦した」と語った。
同筋によると、イラク占領軍は、スカウト用キャンプ用地と
して40ドゥーヌム(1ドゥーヌムは2500平方米)を割り
当て、備品購入費としてクルド人ボーイ・ガール・スカウトに
2万5千ドルの予算を計上した。また、アメリカ開発局は、2
5万ドルをイラクのスカウト活動のために提供する。
また同筋は、「イラク政府関係者は、イラク人の家族が子供
たちを怪しげな活動に参加させるのを止める理由とならないよ
うに、ビークが諜報機関出身であることを秘密にしている」と
も明かした。
一方、マーリク・ジブル世界ボーイスカウト評議会(本部ジ
ュネーブ)元副事務局長は、「ビークはイラクでのスカウト活
動再建を提案した折、CIAでの前歴を明かさなかった」と発
表した。
米国は、イラク人青少年をアメリカとイスラエルの思想に再
び染める機会になるとして、この活動に強い関心を示した。
【米国の(拡)大中東構想の一端を示す誠に示唆に富む記事
である。主権無き主権を移譲されたイラク暫定政府であるから
、米国の推薦は絶対命令であろう】
http://www.akhbar-alkhaleej.com/PrintArticle.asp?ArticleId=98805&Sec=WORL