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イラク情勢ニュース 2004年7月27日 火曜日
[飛耳長目録]
☆バクーバで戦闘、米軍の家宅捜索に抵抗
アルジャジーラ 7月25日付から訳
☆統一イスラム宗教者会議、国民会議をボイコット
・聖職者協会訪日団、岡田・民主党代表と会談
・イラク撤退批判の豪外相発言に抗議 スペイン
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☆★Unclear casualty toll in Baquba fighting
バクーバの戦闘、犠牲者数は不明
アルジャジーラ 7月25日 10:45 Makka Time, 7:45 GMT
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http://english.aljazeera.net/NR/exeres/0FD80F43-5760-43A6-B197-3C8DDB9DD4B1.htm
バクーバ南部のブルツ地区におけるイラク人とアメリカ占領軍の
あいだの激しい戦闘で、相反する犠牲者数が報じられている。イラ
ク人は一般民家を強制捜索しようとするアメリカ兵の試みに抵抗し
ている。
米軍高官は、イラク人治安部隊が25日に「反乱分子」13人を殺し
たと発表したが、イラクの医者からの報告よりもかなり多い犠牲者
数である。
バクーバ総合病院の救急職員カイサル・ハミドは、イラク人警察幹
部と一般市民の2人が殺され、そのほかに6人の一般市民が負傷
したと話した。犠牲者の一部は銃弾による負傷で、他の者は砲弾の
破片によるものと彼は言った。
これより前に、アルジャジーラ通信員は、子どもを含む少なくとも4
人が武力衝突のなかで負傷したと伝えてきた。サラハ・ハサンは犠
牲者数はもっと多いだろうと告げた。
捜索作戦がおこなわれるなかでアメリカ兵が民家に押し入ろうとし
たので、住民が米軍に抵抗したとハサンは言った。
白い旗を掲げた車が、バクーバ総合病院に負傷者を移送した。し
かし負傷者の全員が運ばれたのではないと彼は補足した。
バクーバは首都バグダッドの北方75キロの地点にある。爆発音
はブルツ地区から聞こえてきた。多くの家族がその地域から逃れて
きて、ほかに近くのモスクに避難した者もいる。
◆増える暗殺
バグダッドでは、武装した男たちが、サダム・フセイン大統領のも
とで働いていた元地方長官とその息子を、車で追い抜きざまの射撃
で暗殺した。
バグダッド市内ナヒア地区の元責任者だったハリド・ダウド准将
は、別の車が寄ってきて銃撃したとき、日曜日のドーラ地区郊外を
車で走っていた。攻撃者は逃亡した。フセイン政権が倒れてからイ
ラクを襲っている暗殺としては、これが最新の暗殺事件となった。
また、自動車爆弾と思われる爆発がバグダッド西部であり、市内
を揺るがしたが負傷者は出なかった.。米軍が発表した。
また別のニュースでは、バグダッド北部で道路に仕掛けた爆弾が
米軍車両を襲い、アメリカ兵1人が死亡、別の一人が重態となった。
この攻撃は土曜日、バグダッドの北方約180キロにあるバイジの街
近くで発生した。
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☆★イラク: 統一イスラム宗教者会議、サドル師支持を表明
毎日新聞 2004年7月27日 3時00分
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http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/mideast/news/20040727k0000m030176000c.html
バグダッド発: シーア派、スンニ派の統一を目指し反占領を唱え
る政治勢力「統一イスラム宗教者協会」の代表ジャワド・ハリシ師
(43)は25日、毎日新聞と会見し、シーア派の対米強硬指導者サド
ル師を強く支持する考えを示した。ハリシ師は「サドル師は来年の
選挙に向け大衆の支持を集め大きな政治勢力になる」と述べ、サド
ル師と共に今月末に予定される国民会議をボイコットし共闘する構
えを見せた。 ・・・ ハシリ師は「国民会議」について「占領の事実を
隠すための利権追求者の集まりで、国民の代表ではない」と招待を
拒否したことを明らかにし、「会議を開催しなくとも来年1月の選挙は
実現できる」と語った。さらに「旧来の政党は旧統治評議会と現暫定
政府に取り込まれ、大衆の支持を失った。選挙では新たな指導者
が票を集める可能性が高い」と話した。 ・・・
●イラク: 聖職者協会訪日団、岡田代表と会談
毎日新聞 2004年7月27日 0時11分
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/mideast/news/20040727k0000m010151000c.html
民主党の岡田克也代表は26日、党本部でイラク・イスラム聖職者
協会の訪日団と会談。岡田氏は日本人人質事件での同協会の尽
力に謝意を示した。一行は人質解放に大きな役割を果たしたクバイ
シ師ら8人。クバイシ師は同日午前に予定されていた川口順子外相
との会談は「体調不良」を理由に見送ったが、イラク戦争反対の立
場の岡田氏とは会談した。
●イラク撤退批判の豪外相発言に抗議 スペイン
朝日新聞 7月27日 19:09
http://www.asahi.com/international/update/0727/003.html
スペイン外務省は26日、オーストラリア大使を呼び、イラク撤兵を
批判したダウナー豪外相の発言に正式に抗議した。スペイン外務
省の声明は「友好国からのものであるだけにダウナー氏の発言は
一層受け入れがたい。テロとの闘いはわが国の外交の柱だ」として
いる。 ダウナー外相は25日、同国に対するイスラム過激派のテ
ロ予告について「(テロに屈して)撤兵したフィリピンやスペインの決
断に直接由来している」と述べた。
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