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(回答先: 米国人処刑にサウジ当局者が「協力」と イスラム系サイト (CNN) 投稿者 天地 日時 2004 年 6 月 21 日 16:52:29)
ジュベイル氏は、10日ほど前にBBCの「ハードトーク」に出演していたが、そこで語った内容よりも今回の反論のほうが程度がよくない。
カンボジアやコンゴなどならそうかもしれないが、サウジアラビアで「警官の制服や軍服は中古品店へ行けばいくらでも手に入る」ものかな?
日本だってそんなことはないのに、厳格で慎重なサウジ政府がそんな危険な物品流通を許しているとは思えない。
実際にそうだとしたら、サウジアラビア政府の無能を示唆するものだし、外交政策の顧問であるジュベイル氏は、せっかくだから、警察や軍隊の物品管理を厳格に行うようサジェストしたほうがいい。
「治安当局の内部に協力者がいれば武装勢力は民間人でなく、政府機関を狙ってくるはず」という読みの披瀝も効果的ではない。
政府機関が、サウジアラビアの政府機関を指すのか、米英の大使館ないし駐留軍関係を指すのかは不明だが、米国籍の民間人を狙うリスクと警護が固いはずの政府機関を狙うリスクは段違いのはずだ。
ジュベイル氏がわざわざ抗弁したのは、「サウジアラビアの権力機関にはアルカイダに協力するものはいない」と主張したいからなのか、「今回の拉致殺害事件は米国謀略機関とサウジアラビア権力機関が結託してアルカイダなるエージェントを使って起こした自作自演ではない」と主張したいからなのかもよく分からないが、後者であるような匂いもする(笑)
ともかく、ジュベイル氏はなにかを知ってる感じがする。
犯人グループがわざわざ「サウジ当局者からの協力を受けた」と書いたのは、米国政権の意を受けてのサウジアラビア政府に対する揺さぶり・サウジアラビアの現状に対する危機感を世界に醸成・本当にいるかもしれない治安機関内の反米勢力を壊滅するための方便などの可能性もある。