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『亜空間通信』800号(2004/06/20)
【将校気取りのブッシュが側近との会話では曹長と呼ぶ小泉純一郎の正体暴露に出版社系週刊誌奮闘】
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転送、転載、引用、訳出、大歓迎!
800号記念、流行語の解説:
『日刊ゲンダイ』6/12(1-2面)「世界に恥をさらしているこの国の首相」(亜空間通信771号所収)によると、ブッシュが、陰では小泉純一郎を、サージャントと呼ぶのであるが、英語のsergeantはフランス語のsergentの綴りの書き換えで、仏日辞典には、[古]僕(しもべ)とあり、語源のラテン語では、servitorが「召使い、従僕」、servitus は「奴隷、使用人」である。
ブッシュに奴隷並みの忠勤を励む横須賀軍港の下賤産業、海軍省への「女衒並み」人入れ稼業からのし上がった「小泉組」、4代目、大臣3代目、成り上がり者の典型のポチに関しては、以下のように、「関係者、神奈川県警などの内部告発者が出ることを期待したい」との声がある。
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http://www.jca.apc.org/~altmedka/2003aku/aku798.html
http://www.asyura2.com/0406/war56/msg/848.html
『亜空間通信』798号(2004/06/18)
【インドの大手英字紙「タイムズ・オブ・インディア」が小泉レイプ疑惑を報道vs東京スポーツ論評】
小泉首相に対する国民世論の視線はかつてないほど厳しい。永田町では首相のさらなる女性スキャンダルもささやかれており、あるいはそれが政権の命取りになるかもしれない。
http://www.jca.apc.org/~altmedka/2003aku/aku794.html
http://www.asyura2.com/0406/war56/msg/807.html
『亜空間通信』794号(2004/06/16)
【ポチ多国籍軍参加表明批判も弱く小泉レイプ事件は萎縮報道腰抜け大手メディア尻目にスポーツ紙】
「首相はヘラヘラ笑って真実を語る目じゃなかった。何かを隠しているような印象を受けた。今後はテレビを見た当時の関係者、神奈川県警などの内部告発者が出ることを期待したい」と平野氏。
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以下は、出始めた「関係者」の「内部告発」である。『週刊現代』は咲いたが、『週刊ポスト』は、まだかいな。『週刊ポスト』は「使命終えた」「ヘアヌード掲載中止」、『週刊現代』は「ヘアヌード写真の掲載を見直す予定はない」(日経6/19夕刊)のだが、この種の告発では、競って、鋭い牙を剥け!
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『週刊現代』2004/6/26号
P.36〜39
スクープ
小泉家の元家政婦が怒りの告白
私は見た!
「人生いろいろ? よくもそんなことが言えたものね」
7月の参院選は、「目標の51議席を割ることは考えられない」(自民党幹部)と早くも圧勝ムード。「民主党も岡田体制で、しっかりした党になってもらいたいよ」と軽口も叩く。もはや、小泉純一郎の勢いを止める者はいないのか。しかし、横須賀の小泉家に関わった人間はみな、この浮かれた冷血漢を冷めた目で眺めていた――。
松田賢弥
(ジャーナリスト)
(写真説明)
小泉家の人々。左から純一郎、信子、正也
まさにこのとき、「人生いろいろ」発現が……
自らをキリストと重ねる
「あの映画の中でキリストが鞭打たれるシーンがあるんだ。それと俺が重なったね。総理である以上、いろんな批判に耐え忍ばなければならないんだ。これは総理の宿命なんだ」
6月1日、首相官邸に衆・参の自民党若手議員43人を集めた小泉純一郎は悦に入っていこう語った。「映画」とは、キリストの受難を描き、十字架にかけられ、手足に釘が打たれるなどの凄惨なシーンが話題となっている映画『パッション』(メル・ギブソン監督)のことである。
イエス・キリストと自分を同一視し、自己陶酔するナルシストぶりは、もはや病的としか言いようがなくなってきた。そしてその翌日、この男の、人を小バカにした発言に国民は驚かされることになる。
「社員はこうだと決めるのはおかしい。人生いろいろ、会社もいろいろ、社員もいろいろだ」
「家にいてもいいよ、海外旅行に行ってもいいよという会社もある」
小泉が、民主党代表の岡田克也に向かって、薄笑いを浮かべながらこう言い放ったのを憶えている方は多いだろう。’70年4月から’74年11月までの4年半にわたり、小泉は勤務実態がないのに「幽霊社員」として小泉の後援企業「三福不動産」(本社・横浜市、福住吉則社長)に勤め、厚生年金に入っていた。それを岡田に追及された際に、口をついて出た弁解にならない弁解の言葉だ。
しかし、神奈川県横須賀市で小泉家に仕え、小泉という男を間近に見てきた人間たちにとって、こうした詭弁は小泉らしさにほかならない。
問題の4年半は、小泉が故・福田起夫首相の秘書から初当選して陣笠代議士となる時期と重なっている。私は、横須賀で元家政婦の初老の女性に会った。元家政婦は、嘆きながらこう語るのだった。
「純一郎さんは、よくも『人生いろいろ』だなんて言えたものですね。女の姉妹が多い家庭で、お母様を含め彼女たちの庇護の下で育ち、最初の選挙からして家族と後援会が敷いたレールに乗っかっていただけで、人に頭を下げるなんてしてこなかった人です。会社勤めなんてしたことがないから、開き直ってあんなことが言えるんです。昔からそうでしたが、人の痛みや苦しみを斬り捨てる傲慢さが、いっそうひどくなりました。国民に見限られる日が、きっと来ます」
私は、小泉が首相になった直後から彼を追い続け、取材の成果を先頃『無情の宰相小泉純一郎』(講談社刊)として上梓した。今回私は、当時取材した複数の元家政婦や後援会関係者に改めて接触し、いま彼らが小泉に対し何を感じているのかを聞いた。
小泉の本性を読み解くキーワードは、22年前に胎内に三男を宿した宮本佳代子と離婚した際に見せた「冷血」。そして、実姉で政策秘書の信子や実弟の私設秘書・正也に対して見せる異常なまでの「家族愛」にある。
泉に3人目の息子が存在することは、首相になるまでは、ほとんど知られていなかった。長男で芸能界入りした孝太郎、次男の進次郎、そして3人目が離婚した佳代子に育てられた佳長である。小泉は22年前、小泉家から身重の妻を追い出した。佳代子の胎内には6ヵ月の佳長が息づいていたにもかかわらず、小泉は最後に妻に、
「君子、去る者は追わず、来る者は拒まず、だな」
という血の通っていない言葉を浴びせかけた。元家政婦は小泉家の子供たちの回想になると、決まって涙が止まらなくなるのだった。
「佳代子さんは、あの家の犠牲になってしまったんですよ。離婚後、純一郎さんは決して、子供たちを佳代子さんに会わそうとしませんでした。佳代子さんは、どんなに別れた二人の子供に会いたかったことか。離婚当時、孝太郎は4歳、進次郎は1歳の乳飲み子ですよ。そのことを思うと、あまりに不欄で泣けてきてしまうんです……」
「ふざけるんじゃないわよ」
三男の佳長は父親に一度として抱かれたことがない。そればかりか、大学生になった佳長が父親に一目で良いから会おうと接触を試みた際、小泉は頑なに会おうとしなかった。実は昨年8月にも佳長は、
「父に会いたい」
と小泉の事務所に電話しているが、応対した首相秘書官の飯島勲は、
「血の繋がりはあるが、親子関係はない」
と答え、面会を拒絶した。その報告を受けた信子は、飯島にも増して冷酷な台詞(せりふ)を吐いた。
「ふざけるんじゃないわよ。(小泉が)総理になったから会いたいなんて言ってくるんじゃないの」
信子の口を通したとは言え、これは小泉自身の言葉と同じである。伝え聞いた佳長は、あまりに非情な言葉に、「親でもない……子でもないって……」
と号泣した。
小泉家で育てられた二人にとっても、子供時代は不遇なものだった。
「孝太郎が中学生の時です。(小泉の長姉の)道子さんに対し、『茶色い弁当を持っていくのはイヤだ』と、初めてといっていいぐらいですが、反抗したことがありました。道子さんが弁当を作っていたのですが、毎日ご飯の上に焼き肉を載せただけのものを渡されていたんです」(元家政婦)
実は、二人の子供は、彼らにとって伯母である道子を「ママ」と呼ばされ、そう呼ばなければ厳しく叱責されていた。元家政婦は、弁当についての“抗議”こそ、愛情に飢えた小泉家の子供たちの姿を表していると説明する。
「いくら、道子さんを『ママ』と呼ぶことを強制されていても、血を分けた親子ではないんです。孝太郎は“茶色い弁当”を口実に、本当の母が家にいないこと、伯母に過ぎない女を『ママ』と呼ばされることを抗議したかったんです。それが切なくて……」
元家政婦は、次男の進次郎についての思い出も、愛に飢えた子供の姿が瞼に浮かぶと言う。進次郎は神経質で、どこかピリピリした雰囲気を持った子供だったという。
「進次郎は夜、寝るときに決まって小さなタオルを口に入れていました。そのタオルは進次郎の“おしゃぶり”で、堅く握って離さず、朝には唾液でぐっしょりと濡れていました。進次郎はこのタオルを片時も離さず、タオルがなければ寝付かない子でした。私も子供を育てましたが、1歳になる頃に、それまで飲み続けていた母親のおっぱいから離されると、子供は神経が過敏になるものです」
国民の母性本能をくすぐる
小泉家には、多いときで4〜5人の家政婦が働いていた。私が話を聞いた元家政婦が、小泉家の「冷血」を目の当たりにしたのは、何も子供のことばかりではない。’01年10月に逝去した小泉の母・芳江が、痴呆になり衰えていった際の、小泉ら姉弟の母親の扱いは、目に余るものがあったという。元家政婦は、証言を続けた。
「純一郎さんの離婚から何年もしないうちに、芳江さんに痴呆の症状が出たんです。芳江さんにすれば、二人の孫に面倒を見られることが耐えられなかったと思いますよ。でも、家に道子さんをはじめ大人たちがいなければ、孝太郎と進次郎が世話を焼くしかない。欝の症状が、芳江さんに出てきたんですが、幼い孫しかいないので精神的拠り所がない。私たち家政婦も、夜は帰りますからね。
純一郎さんは世話もしないくせに、帰ってくると、ただぼんやりと2階の芳江さんの部屋に入ってきて『病院に入れるのはイヤだ』と言っているだけでした」
結局、芳江の面倒を見切れなくなり、入院させることになる。しかし、元家政婦の記憶によると、汚れた洗濯物があるとわかっていても、身内の人間が病院に足を運ぶことは、ほとんどなかったという。
こうした小泉とその一族の冷たさを、私は誌上で何度となく追及してきた。だが、彼らが自分たちの行為について省みる気配はまるでない。昨年末、飯島は親しい知人に、こう語っていたというのだ。
「小泉のウイークポイントだった、離婚した妻にしでかしたこと、その後に生まれた三男に会おうとしないこと、その両方とも雑誌に書かれた。また、弟の正也が横須賀で口利き専門の会社を経営していたことは、マスコミでも国会でも取り上げられた。どれも小泉のイメージダウンに繋がり支持率を下げるかとヒヤヒヤしたが、大した影響はなかったな。人間、完全じゃないほうがいいってことだよ。そのほうが、母性本能をくすぐって女性の票が伸びるんだ」
岡田に対し、「人生いろいろ」と開き直ったのも、すぐムキになって支離滅裂なことを口走るという欠点を演出したほうが、逆に母性本能を刺激するとでも思ったのかもしれない。
しかし姉の信子は、飯島のように楽観的な見方はしていなかった。離婚直前、小泉は、
「私を取るのか、それともお姉さんたち家族を取るのか、答えて」
と迫る妻の佳代子に対し、
「家族を取る。だって僕は家族がいなければ、選挙ができないからね」
と、言い放ったことがある。小泉の言うところの家族とは、つきつめれば、佳代子を追い出し、いつも寝食を共にする「妻」の座を射止めた信子にほかならない。
妻よりも姉の信子と二人三脚で政界を歩むことを選んだシスター・コンプレックスとも言える小泉の性格は、何より女性が嫌うであろう。それを直感的に危惧した信子は、知人に不安そうにこう漏らしたという。
「ジュンは、これからもシスター・コンプレックスと言われるんでしょうね……」
だが現状では、小泉は向かうところ敵なしのようだ。冒頭に紹介した若手議員を集めた会の席上、小泉はぬけぬけとこう言った。
「今度の参院選では自分以外の選挙をすることになりますが、これが大事なことなんだ。人の選挙でしっかり汗をかくことが、いずれ自分の選挙に繋がるんだ。俺なんか、そういうときに自分の選挙区ばかり回っていたから一度落ちた。身を捨てて仕事をするところを、有権者も党内の同僚も見ている」
他人は利用するもの
小泉の幽霊社員疑惑への一連の答弁にも、小泉の「冷血」が表れていた。小泉は岡田に、
「(当時の)社長(=福住喜代治会長)から『あんたの仕事は次の選挙で当選することだ』という言葉をもらった。太っ腹で人情味のある社長だった。社長に感謝している」
と答弁した。しかし、その6日前の5月27日に、同様の質問をされた際には、
「いい人でした。総理を辞めたら社長さんのお墓参りをしたいと思っている」
と答えていた。小泉は、現在も存命の喜代治氏と、まるで交流がないことを自ら露呈したわけだ。壊れた機械のように辻褄の合わない言葉を撒き散らしても、まるで恥じる様子もない。小泉の後援会幹部の一人は、こう憤った。
「三福不動産は、小泉の父親の純也さん(元防衛庁長官)の数少ないスポンサーだったんです。純也さんはたいへん恩義を感じていた。なのに、喜代治会長が死んだなんて、いくら間違いであっても、どの口でそんなことが言えるんですか!」
この後援会幹部は、小泉の三福不動産での「勤務ぶり」を目にした生き証人でもある。
「小泉があの会社に通っていたはずがない。小泉は最初の選挙で落選していますが、そのときだって選挙区の票の掘り起こしをして足場を固めるのが先決だと意見したのですが、まったく聞く耳を持たず『国会議員になったら、すぐに政治力を持って活動できるように福田先生のお宅に通うんだ』と言ってききませんでした。とにかく福田赴夫邸に日参し、『福田超夫の秘書』というブランドに執着していましたから」(後援会幹部)
小泉が、当選11回を重ねたいまも地元を大事にせず、滅多に横須賀に足を向けないことは自著に書いた。一私が話を聞いた幹部の怒りは、若い頃から後援会をないがしろにしているくせに、過去に喜代治会長から、
「あんたの仕事は次の選挙で当選することだ」
と言われたことを覚えていて、それを自己保身の道具に使うという恩知らずな態度に向けられている。
自已陶酔とウソと居直りの小泉政治。何度も書いてきたが、こんな歪んだ政治を続けていいはずがない。もう一度、言おう。小泉は血を分けた子供とその母親を無情なやり方で捨て、その過去を消し去ることで最高権力の座を手にした男である。元家政婦が見てきた目線を、私は信じる。
「国民は、純一郎さんが他人のために汗をかくような人間か、そうでないかぐらいの区別はつくようになっています。それが証拠に、横須賀で小泉家に近付こうという人はほとんどいなくなりました。他人を利用して、用がなくなったら捨てる人間、それが小泉純一郎です」
(文中一部敬称略)
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以上。
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電網速報『亜空間通信』(2001.09.01.創刊 2004.06.20.現在、800号発行済)
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