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自民党「News Packet」186というメールマガジンにおかしなレポートが載った。
これは、自衛隊中堅幹部と自民党の癒着の証拠である。
与党とはいえ、どうして、選挙前に自民党本部に政治的中立であるはずの特別国家公務員の自衛官が訪れるのか？
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(４) 今週のお客さま
―第１次イラク復興支援群長・番匠幸一郎さん―
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東京・永田町の自民党本部には、毎日さまざまなジャンルの方がお見えになります。
今週のお客さまは、２月下旬から５月下旬までイラクにおいて
人道復興支援活動を行った「陸上自衛隊第１次イラク人道復興支援群」の
群長を務めた番匠幸一郎一佐です。
６月１６日、防衛政策検討小委員会（委員長：小島敏男衆議院議員）が開かれ、
番匠さんは約３ヶ月間のイラクでの支援活動の内容について
写真やビデオを交え報告をされました。
まず、イラクの概要についてですが、
面積：日本の約１．１倍
人口：東京都の約２倍
民族：アラブ民族、クルド民族、トルクメン民族など
宗教：イスラム教、キリスト教、ユダヤ教
イラクの北はだいたい福島の郡山と、南は奄美大島あたり、
そして、陸上自衛隊のイラク人道復興支援群が駐屯している「サマーワ」は
鹿児島と同じくらいの緯度だそうです。
気温は４０度Ｃを超え、宿営用の天幕の中は５０度Ｃ近くになり、
外に停めてある車に触るとヤケドをするような過酷な環境です。
日本とは全くちがう環境のなかで、
現地の医師に技術を教える「医療技術支援活動」や
1日８０ｔ〜１１０ｔの自衛隊で作った水を配水する「給水活動」、
学校の修理や道路の修復などを行う「施設支援活動」、
地元の知事からの要請に応えユーフラテス川の増水対策などの
人道支援を行ったそうです。
しかし、活動は物的なものだけではありません。
イラクの人々との交流を深め、日本をもっとよく知ってもらおうと
「ご近所プロジェクト」を実施し、宿営地近くの小学校を訪問し、
日本の有志から預かった文房具を子どもたちに配ったり、
ミニコンサートを行ったり、
日本サマーワ友好協会と協力してユーフラテス川の
岸から岸１００mに鯉のぼりを泳がせたり、
現地の人々と心を通わせる活動も行ったそうです。
色とりどりのたくさんの鯉のぼりにサマーワの人たちはびっくりしていたとか。
番匠さんは「日本人としてイラクの人々と一緒に、
同じ目線で汗を流す意識で活動しました」と語り、
また「現地に行ってみてイラクの人々が笑顔で心から歓迎し、
喜んでくれていること実感した。
他国の軍隊とも一緒に仕事をしたが、
どの国も日本がきてくれたことを感謝していた」
と派遣の意義を強調しました。
「このような任務につけたことを大変名誉なことと思う」と述べた上で、
「このような歓迎を受けるのは日本人の素晴らしさにあると思う。
戦後、復興を成し遂げた日本人の努力、
日本製品の信頼性、２０数年前に日本のＯＤＡ（政府開発援助）で建てた病院や、
携わった人々の素晴らしさ。
こういった日本人の素晴らしさの上に、
われわれが行ったから歓迎されたのではないか」との認識を示されました。
必ずしも安全とはいえない状況の中で困難な任務を行い、
イラクとイラク国民のための人道支援活動を行い、
日本とイラクとのかけ橋となってくれている、
番匠群長をはじめとする隊員のみなさんの努力に胸が熱くなりました。
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。