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(回答先: Re: 多国籍軍参加(最早自衛隊いうより「コイズミ軍」) 投稿者 戦争とはこういう物 日時 2004 年 6 月 17 日 03:07:13)
7月11日、日本の参議院は、選挙の日を迎えるらしいね。その折も折、何と、日本が「多国籍軍」とやらに「参加」すると、言うこの話は、呆れるばかりだ。日本のNHKサイトでも、「自公 多国籍軍政府方針を了承」と見出しが出ているがね。しかし、これは、小泉とやらの神経を疑う話でしか無いのだね。
ついこの間、スペインで、イラク侵略戦争の「立役者」どもが、「選挙」で、民衆から「罰」を与えられたばかりだね。イラク侵略の「謀議」段階から、侵略戦争に積極的に「参加」していたスペイン政府が、政権から放逐されたのだね。6月も、イギリスのブレアのように、イラクやアフガンに侵略した為、国内外の選挙で「罰」を与えられている欧州の政治勢力は、数多いしね。
それを知ってか、知らずか、小泉とやらは、「泥沼」の戦場であるイラクに、何と「多国籍軍」として侵攻しようと言うらしい。妄想の多国籍軍と、言うしか無いがね。まずは、その手の「多国籍軍」の駐留を、イラクの新政府が、認めるか否かが疑問でね。これは、1991年の「湾岸戦争」で、「多国籍軍」とやらに「参加」し得なかった日本の政治屋が、その断末魔に捏ね上げた「最後の野望」だと、言う所以だね。
そもそも、日本の国には、その手の「対外侵略」をしている「余裕」すら、無い筈だがね。「財政破綻」と言う悪夢が、日本に忍び寄っている筈でね。小泉エトセトラが「脱税」よろしくやらかした「年金逃れ」疑惑も、その悪夢が、政治に「噴出」をした物だった筈だしね。日本の議会は、「年金逃れ」と言う「重大疑惑」の追及すら、何処へやらの、体たらくではあるらしいがね。
しかし、この疑惑が解明され無いと言う事は、小泉とやらの政治に、大きな「トゲ」を残したのだね。そのトゲが残ったまま、小泉とやらが、政治生命を「延命」させる事は、でき無いだろう。民衆の怒りと言う物は、腐敗した政治屋を延命させる程、甘い物では無いからね。
ちなみに、ここへ来て、日本の「長期金利」とやらが、急上昇を見せているね。その事実に、今の日本が、「多国籍軍」は愚か、アメリカ「帝国本国」の「軍資金」を提供する事すら、最早、出来そうに無い事が表れているがね。毎日新聞の記事では、日本の中央銀行「BOJ」ニチギンの総裁が、15日、「最近の長期金利の上昇について「日本の景気回復が大きな背景」と基本的に容認する」と会見したらしいがね。しかし、16日も、この「長期金利」とやらは、ますます上昇を続けているからね。
毎日新聞の記事では、ニチギンの総裁は、「「ここ数日は足取りが少し速いかなとの印象は受ける」と話した」とも言うね。この新聞ならずとも、毎日のように、日本の長期金利とやらが上昇を見せている情況にあれば、ニチギンのように、「景気回復」とやらが「背景」だと、「解説」する事は、出来無い筈だがね。これは、日本の国家が発行する「借金」の国債が、値を下げている為だからね。
バブル経済の破綻からこちら、日本の国家財政は、ぼう大な借金財政で以って、その月、その年をしのいで来たね。その日本の国家も、いずれは、「財政破綻」を見る結果となるのだね。借金財政は、いつまでも、続く筈も無いのでね。それは、日本人が、小泉とやらを首相の座にすえ、イラク侵略にまで、「共犯」としてなだれ込んだ事の結果ではあるがね。
第二次のイラク侵略が始まって一年、世界的な原油の高騰が始まったね。その「すう勢」は、今も、続いているがね。ついでに、ダブヤやらブレアやら、或いはオーストラリアのハワードやら日本の小泉やらと言った、阿呆な人殺し共は、イラク侵略で以って、遂に自ら「泥沼」に陥った。この人殺し共は、既に、進退きわまったのだね。
その情況で、日本の国家だけが、いつまでも「国債」を出し続け、赤字財政の穴埋めをし得る筈も、無いのだね。日本の大富豪やら裕福な自由民主党の政治屋やらが、自ら「年金逃れ」をしていたとなれば、尚更だがね。その挙句、日本の国家は、過去に例を見ない程、借金に依存する情況となっているのでね。
となれば、日本の「国債」が値を下げるのも、当然だね。それは、とりもなおさず、日本の「長期金利」とやらの急上昇を意味するのでね。その情況で、7月11日と言う「選挙」を乗り切る為には、またぞろ、賞味期限の過ぎた「東京アルカイダ」とやらの「テロ天気予報」でも、当てにするしか無いだろうがね。
軍事大国は、軍事で滅び、経済大国は、経済で滅ぶね。そして、核兵器大国は、核兵器で滅ぶのだね。「経済大国」と称された日本の「国家」が、この「経済」で滅ぶ事は、言うまでも無い。それは、やはり、アメリカと言う「帝国本国」の「戦争経済」に組み込まれた挙句、借金財政で滅ぶと、言う事みたいだがね。
長期金利とやらの急上昇は、貧困化にあえぐ日本の一般民衆に、更なる大打撃を及ぼすね。高金利経済は、経済の動脈である金融を「締め上げる」事になるからね。その挙句は、中小規模の企業の倒産やら、失業者の増加やらと、言う結末になるのでね。今、折悪しく、その「悪夢」の足音が、聞こえて来たと言う所以だね。
その情況の中、ここでお馴染みの木村愛二の民事訴訟で以って、「レイプ」疑惑を取り沙汰されている小泉とやらが、参議院選挙を、乗り切る事が可能かどうかね。参議院選挙を乗り切り、日本を、「晴れて」多国籍軍の一員として、イラク侵略に「参加」させ得るか否かね。それは、どうも、考え難い事だがね。7月11日と言う「選挙」の日に、日本の民衆が、日本の政治屋どもに、「罰」を与えるかどうかが見ものだと、言う所以だね。