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ご存知のように、先月の27日には橋田、小川の両君の有能なジャーナリスト達がイラクで何者かに殺害されました。昨年の11月にも奥、井ノ上の両君という外交官が殺害されています。今月の2日には、アフガニスタンで「国境なき医師団」のベルギー人、オランダ人そしてスイス人の三名が殺害されています。
これらの事件で、イラク、アフガニスタンそしてパレスチナの地で各国のジャーナリスト、平和活動家そして外交官といった非戦闘員が犠牲となっているのですが、これらを、ただ単に戦争に巻き込まれた出来事として見過ごして良いのでしょうか?
私は、世界の人びとはこれらの事件を見過ごしてはいけないし、これからは見過ごさないようにしなければならないとかんがえるのです。
これらの事件は意図的な虐殺・暗殺を狙って行われたものとしての疑惑があるからであります。
そうであれば、今後このような卑劣な行いをさせてはなりません。
もともと戦争でもって目的を達しようとすることは止めさせなければならない事です。
従って、イラク、アフガニスタンそしてパレスチナでの戦闘を止めさせるために、当事者達に手を引かせなければなりません。その為に国際社会は大きく調停の努力をすべきであります。
それと同時に、平和活動家、ジャーナリスト、外交官その他の民間人の人たちに対する殺害・攻撃事件には、その一つ一つを各国が協力して調査する機関を設置して、調査を行い、結果をまとめてそれを世界中に報告すべきであります。それは国連で行うのが最も望ましいのですが、それを待っても居られないので、まず数カ国で率先して協力しあって、それを行うと良いでしょう。そして、やがて幾つかの国々がそれに参加して行けば、それは大きな力を発揮します。
現在では戦争とテロリズムとの境界が無くなってしまって、目的達成のためには戦争やテロを行い、テロの真犯人ははっきりしない(させない)ということになってしまってきています。これでは、戦争とテロとの横行となってしまって、止められなくなってしまいます。「戦争とテロによって邪魔者を消せ」という考えと行動の横行を許すことになってしまいます。
これではいけません。
世界の人びとは、世界の国々は戦争とテロとを止めさせなければなりません。
従って、戦争には調停を行い、
テロ事件には、それらがいかに多くとも、いかに難しくとも、それらの一つ一つを調査して、時間が掛かっても詳しく調べ上げ、判った事を世界中に報告してゆくべきであると考えます。その仕事は当事者であると考えられる国々以外の国々が行わなければなりません。
これが、戦争とテロとを手段として目的を達しようとする者達の行動を抑える方法であると考えます。
この拙文を読まれた皆さんのうちの外国語に長けた人々にお願いします。世界の出来るだけ多くの言語に翻訳して、世界中に発信していただきたいのです。
我国の四名のイラク戦争の犠牲者の遺志に私なりに応えたいのです。
よろしくご協力をお願いいたします。
感謝します。