現在地 HOME > 掲示板 > 戦争56 > 488.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
ベルギーでイスラムテロリスト15名、イタリアでは3.11関連「アルカイダ」1名逮捕(エル・ムンド)
6月7日付エル・ムンド紙(電子版)から、抄訳です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
『ベルギーで逮捕された15名、欧州でテロを計画、しかし3.11とは無関係』
(ブリュッセル)
ベルギー警察はイスラムテロの謀略に関係した容疑で15名を逮捕した。警察の広報担当によると、彼らはベルギー以外のヨーロッパのある国での襲撃の準備をしていた。これは同様にスペイン、フランス、イタリアで行なわれている共同作戦の一つである。ミラノでは3.11事件の鍵を握る役を果たしたと見られている「エジプト人」モハメドが逮捕された。
これらの逮捕者たちは同時に、3.11マドリッド列車爆破事件の背後にいたアルカイダとも繋がるモロッコイスラム戦闘団との関係も持っている。しかしながら彼らの一人も3.11事件とのつながりは無い。
逮捕者の国籍はパレスチナ、ヨルダン、モロッコ、エジプトである。15人はベルギーの10箇所の異なる地域で昨夜逮捕された。200名の警官が動員されたが、警察筋によると、これは15日間のイタリア警察との協力によって準備された捜索である。
http://www.elmundo.es/elmundo/2004/06/08/espana/1086701238.html
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
エル・ムンド紙の他の記事によると、イタリアのミラノで逮捕された「エジプト人」モハメドですが、イタリア警察の話では、マドリッドのアルカイダの幹部だった、ということです。
それにしても、今回ベルギーで逮捕された15名は、「ベルギー以外のヨーロッパのある国での襲撃の準備をしていた」そうですが、どの国でどのような計画をしていたのか、という具体的な発表は無いようです。何ともいい加減な話で、「イスラムテロの謀略に関係した容疑」など、どうにでも作り上げることができるわけです。
例えば、3.11関連で逮捕された者は現在までに40名にのぼるのですが、そのうちずっと拘留されているのは14名のみです。24名はすでに釈放され2名は逮捕されたばっかりです。何せ首謀者はマドリッド近郊のレガネス市でバラバラに吹っ飛んだわけで、警察発表の作文以外には何一つ筋が立っていません。また拘留されている者達からの「有力な証言」も、スペイン警察当局、検事総局からは全く発表されていません。
要するに、「目障りなイスラム教徒」を片っ端から拘束しているだけではないでしょうか。一部には3.11に関わらされて「本当のこと」を知っている者の口を封じるために拘留している、としか考えられません。
それにしても「イスラムテロリスト」と言えば何をやっても許される、という雰囲気が作成されつつあります。イラクで米軍が行なっていることが水で薄められてヨーロッパで実行されている、ということではないでしょうか。