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イラク情勢ニュース 2004年6月8日 火曜日
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Militia to stay in Najaf shrine until 2005
サドル派民兵、2005年選挙までナジャフの聖廟にとどまる
アルジャジーラ 6月8日 4:44 Makka Time, 1:44 GMT
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http://english.aljazeera.net/NR/exeres/9571D061-73D4-4F35-AF85-BFC27F8BAC51.htm
指導者サドル師のシーア派民兵は、民主的な政府が2005年1月
に主権を握るまで、聖地ナジャフの最も神聖な廟から撤退しないこと
を断言した。
サドル師の中心的スポークスマンであるアフマド・シェイバニ氏はA
FP通信に、「もしアメリカが主権移譲を約束しイラク人が必要とする
もとを獲得し始めるなら、マフディ軍は合法的な政府を承認するだろ
う」と話した。
「もしアメリカ軍が彼らの約束を守り、民主政府を認めるなら、マフ
ディ軍はすべての領域から撤退するだろう。もしわれわれが本当の
約束と本当の合意を得るなら、問題に取り組むことができる」と彼は
補足した。
日曜日(6日)、バグダッドの南160キロにあるナジャフの警察署長
は、民兵がイマーム・アリ聖廟に次ぐ拠点を放棄する最終期限は月
曜日の深夜(現地時間で翌朝4時)に期限切れになると発表した。
この署長は、もしシーア派と傘下の宗教グループ、政治および部族
の指導者が戦士たちを解散させる説得にしくじるなら、マフディ軍は
聖廟から撤退しなければならないと明言し、いかなる民兵であれ「虐
殺」すると脅した。
◆民兵は解散へ
一方、9つのイラク人民兵組織がイヤド・アラウィ首相による月曜日
提案の措置のもとで解散することに合意したが、最近のレジスタンス
攻撃の大半を占めるシーア派とスンニ派のグループはそれに含まれ
なかった。
アラウィは声明のなかで、「以前は政府のコントロールの外にあっ
た武装勢力と民兵の再編及び全国的範囲での移行に関する交渉
が、成功裏に完遂されたことを今日発表できて幸せだ」と述べた。
この合意は9つの政治勢力とのあいだで達成され、その大部分は
新イラク政府に参加し10万人と見積もられる民兵に影響力を持つ。
◆危険は最小化される
もし成功すれば、この措置はスンニ派、シーア派アラブ、クルドとい
うイラクの不安定なモザイク社会に内戦が起こる危険を最小化する
方向へ進むことになる。
アメリカ占領当局者はその合意を明らかにした。それは事実上、法
律の外でアメリカ軍と戦う動きとサドル師の民兵をそのままにするCP
A指令91号に言及している。
サドル師の支持者がこれまで2ヶ月間、占領軍と戦ってきており、
サドル師は、もしマフディ軍を解散するなら、3年間の政治上の公職
追放となる。
サドル師の側近は新しい指令を退け、マフディ軍は民兵というより
も一つの大衆運動だと強調している。
「われわれは民兵ではないので、今回の合意はわれわれには関係
ない。われわれは大衆的で基礎的な運動であり、政治的なポストを
期待しているのではない」と側近のフサム・アル・フセイニが言った。
この指令は、合意に署名した9つの政治勢力を特徴づけ、サダム・
フセイン前大統領に抵抗したグループだとした。
◆リストされたグループ
アラウィは次のグループをリストにあげた。
クルド民主党(KDP);
クルド愛国同盟(PUK);
スンニ派に基盤を置くイラク・イスラム党;
シーア派のイラク・イスラム革命最高評議会(SAIRI)および
バドル旅団の民兵組織;
首相が率いるイラク国民合意(INA);
アハマド・チャラビのイラク国民会議(INC);
シーア派に基盤を置くイラク・ヒズボラ;
イラク共産党;
シーア派のダーワ党。
旧バドル旅団司令官のシャヒル・ファイサル・アッシャヒルが月曜日
にバグダッドの交差点で射殺された−−SAIRIのスポークスマンがテ
ヘラン(イラクの首都)で発表した。
占領軍の高官は報道陣に、ダーワ党とイラク国民会議、イラク国民
合意は既に、リーダー警護の小さな警護部隊を除いて民兵組織を解
散したと主張した。その高官は、これらのボディーガードは解散させ
られ政党や復興事業に雇うことができる民間警備会社に変身すると
述べた。
◆罰則
法律は、民兵が再び武器を取った場合、その民兵組織を擁する政
党は罰されると警告している。制裁は今月後半に法律によって公布
されるという。
アラウィは、2月から作業をすすめてきた今回の措置は、2005年
1月までに民兵組織の90%を廃止しようとするもので、残りは来春ま
でに段階的に縮小すると述べた。
しかしその実施は、イラク政府による受け皿の編成にかかってお
り、それがシーア派とクルド人政党を含む各勢力を本当に解散しす
べての武器を渡すことを確実にする。
アラウィは、廃止される勢力の約40%が一般の民間人になり、残
る60%は「イラクの軍隊、イラク人警察官、あるいはクルドの地域政
府の警備要員に参加するだろう」と述べた。
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