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米司法省がCIAに「拷問は正当化される」と助言 米紙
http://www.asahi.com/international/update/0608/006.html
8日付の米紙ワシントン・ポストは、米司法省が02年8月にホワイトハウスに対し、国外で拘束中の国際テロ組織アルカイダのテロリストに拷問を加えることは「正当化される」と助言していたと報じた。
同紙によると、中央情報局(CIA)が拷問の法的根拠を尋ね、司法省が答えるために作ったメモを入手。メモは「アルカイダのテロリストの米国への新たな攻撃を防ぐためであれば」米政府職員は拘束中の容疑者に拷問を行ってもよいとする内容だったという。
同紙によると、司法省は拷問を狭く定義し、単に中程度や短期間の苦痛を加えるのは必ずしも拷問に当たらないと解釈している。メモは拷問について「臓器の損傷、肉体的機能の損傷や死さえもたらすような苦しみに匹敵するもの」と述べていたという。
司法省報道官は同紙に「行政部内で秘密に提供した特定の法的助言についてはコメントしない」と述べ、CIAはコメントを拒否した。 (06/08 18:59)