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(回答先: 衆院イラク支援会議録5月27日[首藤議員](外交官を)子供は、米軍が撃ったと言っているわけですよ 投稿者 なるほど 日時 2004 年 6 月 07 日 17:12:37)
「結婚式でもそれを祝砲のかわりに撃ち上げて、それがまた米軍に対する攻撃と目されてヘリコプターから攻撃を受けたりする」と、言う説を、この議員あたりは信じているらしいね。この「祝砲」と言う話は、この議事録が作られた直前、5月19日に起きた、イラク辺境の村、マクル・アルディーブの41名「空爆」虐殺事件の事に、違い無い筈だがね。アメリカ軍が、午前2時から3時と言った深夜に、結婚式の宴会を終え、眠りこんでいた村に対し、突如、「真珠湾攻撃」方式で空爆をし、41名もの民間人を虐殺した事件だ。
尤も、ここにあるような、「祝砲」を攻撃と誤認して「誤爆」したエトセトラと言う「説」は、「欺瞞情報」に過ぎ無いね。それは、アメリカ軍筋が、UAEのアルアラビア・テレビのビデオ放映で以って、おのれらの虐殺行為を暴露され、「証拠捏造」をした末に出て来た「欺瞞情報」の一つに過ぎ無い。国際世論の攻撃をかわす為、アメリカ軍筋がこね上げた、「ゲリラが使う衛星電話も双眼鏡も見つかった」エトセトラと言った、「尾ひれ」話の一つなのだがね。
この虐殺事件については、ここでも、確か、イラク辺境の牧畜民は、「衛星電話」を持っていて当然だと、指摘があったね。それも「ゲリラ」の証拠だと、言うような「妄想」を、アメリカ軍と一緒に繰り広げているようでは、日本の議員も、日本人外交官射殺事件の真相を究明する事は、出来そうに無い。5月の21日付でイギリス新聞インデペンデントが掲載したバグダード特派員Justin Hugglerの記事「One incident. Forty dead. Two stories. What really happened?」にも、「衛星電話」やら「祝砲で誤爆された」と言う「虐殺正当化」を否定する、村人の証言があるしね。「祝砲など、無かった」とね。
この虐殺の夜、アメリカ軍は、戦闘爆撃機やらヘリコプタが「空爆」に「参加」しただけで無く、地上軍として、アメリカ海兵隊第一師団が「参加」していたね。そして、虐殺が発覚すると、海兵隊「将軍」マチスが、「砂漠の真ん中で結婚式をする筈が無いですよ」と、阿呆な「解説」をし、逃げを打つ結果ともなった。と言うよりか、マチスの「妄想」だがね。大英帝国のBBCも、この手の「妄想」にしがみつき、これが「結婚式」だったと言う事実すら否定したいらしいがね。
これが、空と陸から兵力を送り込み、「テロリストの隠れ家」を「センメツ」する「作戦」であった事は、ここでも知られている事だね。つまり、「祝砲」とやらが、「誤爆」とやらの原因である必要は、丸で無いのだね。しかし、日本の議会では、これもあくまで「誤爆」だと、言う妄想を信じたがる者がいるらしい。だから、日本人外交官の射殺事件も、「誤射」だと言いたいのだろうがね。
しかし、言うまでも無く、マクル・アルディーブ村の虐殺事件は、「誤爆」などでは、無い。前もって「作戦計画」を練り、イラク「辺境ゲリラ」を「センメツ」する為、この村を「標的」の一つと考え、深夜に「先制攻撃」をしたのだからね。これをも「誤爆」と言うような者は、妄想症を患う精神異常者で無いならば、職業的な詐欺師だろうと言う所以だね。
もっとも、この「センメツ作戦」は、「誤情報」に基づいた「先制攻撃」だったのかも知れ無いね。しかし、結果は、貴重なビデオが証明したように、多数の子供を「標的」とした、無差別虐殺に過ぎ無い。それは、「誤爆」ですら、無いのでね。
しかし、どうやら、去年の日本人外交官射殺事件は、5月の日本人ジャーナリスト射殺事件と、同じ「手口」みたいだね。どちらも、犠牲者をバグダードから「誘い出し」ておき、その途上に「待ち伏せ」をし、その上で「射殺」すると、言う手口らしいのでね。どちらも「誤射」やら誤爆やらでは、あり得ないがね。どちらも、侵略軍、或いはそのカイライ集団による、計画的な「抹殺作戦」だろうと言う所以だね。
誰であれ、日本の議会において、この二つの事件のいずれにしろ、それが「人違い」の「誤射」であり、只の「偶発事故」であるかのような「説」を流布する事は、見当違いも甚だしい話だね。日本の国の、国会の議員であるならば、二つの事件に共通の、「計画性」を糾明するべきでね。少なくとも、日本の議会に席を置く者が、アフガンでもイラクでも、結婚の祝砲は誤爆の元ですよエトセトラと言うアメリカ軍筋の「言いのがれ」を流布するような事は、侵略戦争のお先棒を担ぐ愚劣な行為だと、言う所以だね。