現在地 HOME > 掲示板 > 戦争56 > 441.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
イラク:
オランダ議会調査団 サマワの治安悪化を指摘
【ハーグ福原直樹】自衛隊が駐留するイラク・サマワで展開中のオランダ軍について、現地で活動状況を調査したオランダ議会調査団長、アルバイラク議員(野党・労働党)が毎日新聞の取材に応じた。同議員は、イスラム教シーア派対米強硬派指導者のムクタダ・サドル師らが「住民の反米感情を利用して勢力を伸ばし、治安が悪化している」と指摘した。
調査団(6人)は先月中旬、オランダ軍や米英占領当局(CPA)で聞き取り調査を行った。当時、サドル師の支持者とオランダ軍、イラク警察が交戦し、調査団は一時ざん壕に避難し、調査団は予定していた自衛隊訪問を中止した。
同議員は現地オランダ軍の分析として、サマワ住民は反米感情で結束していると指摘。その上でサドル師派側は「住民に金銭的援助を与えたり、サマワ周辺で混乱を起こす場所にあえてモスク周辺を選び、多国籍軍のモスク襲撃を誘発し反米感情に訴えている可能性が高い」と語った。
また同議員は「住民が多くのことを求めすぎる」と指摘。オランダ軍がイラク警察にパトカーを提供した際、「冷房がない」などの不満が噴出したといい、こうした不満が反米強硬派を助長しているとの見方を示した。
一方、サマワのCPA最高幹部は調査団に対して「治安維持は米軍が担当し続けるべきだ。国連には治安維持能力がない」と国連への不信感をのぞかせたという。
毎日新聞 2004年6月7日 20時23分
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/afro-ocea/news/20040608k0000m030070000c.html
※参考
Re:† 日本人記者が撤退したサマーワの情報入手法に関する覚え書き † 低気温のエクスタシー
http://www.asyura2.com/0403/war53/msg/1016.html