現在地 HOME > 掲示板 > 戦争56 > 418.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
米軍再編4原則はテロ対策のため、米国防長官強調
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20040605id22.htm
Click here to find out more!
【シンガポール=中津幸久】ラムズフェルド米国防長官は5日、当地で講演し、アジア太平洋地域での米軍再編に触れ、再編の原則として、<1>同盟・友好国と関係強化し、新たな友好国とも関係構築<2>予期せぬ事態への柔軟な対応<3>駐留型の軍より緊急展開能力を重視<4>軍の作戦上、地域で壁を設けない——の4原則で臨むことを明らかにした。
当地開催の「アジア安全保障会議」(英国際戦略問題研究所主催)で演説したもの。長官は、「米国は新世紀の挑戦(テロ)に対処するために軍の重点をいかに変えるかを検討している」と述べ、在外米軍再編を進めるのは、テロ対策の必要性があるためだと強調した。
また「将来の脅威は、大国間の戦争より小さな組織の敵がもたらす可能性が高い」と述べ、固定された基地に長期駐留するよりも、緊急展開など部隊のスピード、柔軟性に力点を置くと述べた。
その一方で長官は、アジア駐留米軍について、「抑止力をもって、この地域における我々の安全保障のプレゼンスを明確に保っていく」と述べ、再編後も抑止力を維持していく姿勢を強調した。
さらに長官は、北朝鮮核問題を巡る6か国協議について、「(解決までの)時間がかかるのは、北朝鮮を有利にすることは言うまでもない」と警告。「(協議が)長引くほど、彼らの危険な能力が増大するだろう」と述べ、協議を迅速に進め、北朝鮮の核問題解決を急ぐよう主張した。
(2004/6/5/21:11 読売新聞)