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多国籍軍への「拒否権」求めず 協議は必要とイラク外相
http://www.sankei.co.jp/news/040606/kok005.htm
イラク暫定政権のジバリ外相は5日までに、国連安全保障理事会出席のため訪れたニューヨークでAP通信と会見、米軍主導の多国籍軍の軍事作戦に対する「拒否権」は求めないとの考えを示した。同時に、多国籍軍が大規模作戦を行う際は暫定政権と協議し、その意見を考慮すべきだと述べた。
イラク主権移譲に向けた新決議案をめぐる安保理協議では、イラク軍が多国籍軍の軍事作戦を拒否できる権限を持つかどうかが最大の焦点。米国は主権移譲後も暫定政権に「拒否権」を与えない一方、多国籍軍の権限について暫定政権側と調整する枠組みをつくるとしており、外相の発言は米国の方針に理解を示したものといえる。
外相は「武装勢力の攻撃にさらされる多国籍軍には自衛の権利がある。彼らは自分たちが必要だと考える手段で、イラク安定のための仕事を行う必要がある」と述べた。
一方で、米軍によるイラク中部のファルージャ、ナジャフへの大規模攻撃が、イスラム教シーア派、スンニ派両勢力が合同で蜂起したような印象を作り出したと指摘。統治評議会が相談を受けていれば攻撃に反対したと述べ、大規模作戦を行う際は暫定政権の意見を考慮するよう求めた。(共同)
(06/06 01:09)