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[ロサンゼルス 1日 ロイター] 米同時多発テロへのブッシュ政権の対応を批判したドキュメンタリー映画「華氏911」(マイケル・ムーア監督)が、今月25日に米国で公開されることが決まった。
関係者らが1日明らかにしたところによると、今年のカンヌ国際映画祭で最高賞パルムドールに輝いた同作品は、ライオン・ゲート・エンターテインメントとIFCフィルムズの配給で劇場公開される。また、ケーブルテレビ局ショータイムが、有料放送テレビ向けに同作品の権利を販売するという。
「華氏911」は先月、内容が政治的すぎるとの理由で、米娯楽大手ディズニーが傘下の映画会社ミラマックスに配給を禁じた。
これを受けてミラマックスの創業者ワインスタイン兄弟が同作品の諸権利を買い取り、米国内での配給に道筋をつけた。