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米兵イラク人虐待:「虐待」絵画展示の画廊、嫌がらせで閉鎖−−米カリフォルニア州
【ロサンゼルス國枝すみれ】米カリフォルニア州サンフランシスコ市で、イラク人虐待事件を題材にした作品を展示していた画廊が、住民の嫌がらせを受けて閉鎖に追い込まれた。AP通信が30日報じた。
ローリ・ヘーグさんがオーナーを務める画廊では、16日から「虐待」という題の絵画を展示。ずきんをかぶせられた裸の男たちを3人の米兵が取り囲む構図で、米兵の軍服には飛び散った血で汚れた米国旗が描かれていた。
ところがヘーグさんは27日、何者かに顔を殴られ負傷した。つばを吐きかけられたり、玄関先に卵やゴミが投げつけられる事件があり、脅迫電話も相次いでいた。
毎日新聞 2004年5月31日 東京夕刊
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/afro-ocea/news/20040531dde007030049000c.html