BBCは、日本人ジャーナリスト二人の死に関し、
再び嘘をついた

Rense.com独占

やまぐち としかず氏による論評

日本　東京

2004年5月28日

　拝啓　Rense様

　英政府がケリー博士を暗殺して以来、BBCはすっかり変わってしまい、もう信用を得られず、かつて信頼していたイギリスの組織というより、さながら米国々防総省のスポークスマンです。BBCが真実を歪めない日など無いと言っても過言ではありません。
　
　昨日、BBCが再び嘘をついたことを、あなたに報告しようと思います。BBCは、今日通訳がイラクで二人の日本人ジャーナリストと共に車で死んだと報告したのですが、それは虚偽です。BBCは、イラク人による外国人への「通常」の攻撃であったという印象を与えたがっていました。日本人の情報筋の見解では、イラク人による攻撃ではなく、日本人の独立(independent)ジャーナリストによるイラクから外部への情報漏洩を妨げるアメリカと日本の政府による入念に演出された暗殺でした。

　メディアは、多くのアメリカ人によるジャーナリスト暗殺を記録したレポートを報道しましたが、これは新たな１ケースに過ぎないかもしれません。劇的なタイミングで、多くの人々にとって明快になっており、どうやらアメリカ人は特別な暗殺部隊を備えています。

　米国占領軍あるいは米国の「請負人」；二人のジャーナリストの全行動を正確に把握していたアメリカ人による、ごくありきたりな暗殺です。次の日曜日に帰国の途にあり、日本の出版における暴露がイラク駐留日本軍の完全撤退と日本政府の倒壊を余儀なくしえるこれらの独立ジャーナリストを暗殺することは、アメリカ人にとって非常に重要でした。

　NHKテレビ報道の詳細です：

1. 二人の日本人のジャーナリストは独立していた。

2. 次の日曜日に日本に帰る予定だった。

3. 日本政府により、サマワの日本軍宿営地で「証拠書類」を受け取るよう強要された。そのため、バグダッドからサマワまで車で移動せざるを得なかった。

4. サマワからバグダッドへの帰路において、「アメリカの検問所」に制止され、身元を照合された。

5. バグダッドへ向かうことを米兵によって「許可」された。

6. 彼らがアメリカの検問所を去るとすぐに、四人が乗車したメルセデスが後に続き、追い越し、彼らが誰であるかを確かめ、Uターンをして撃った。アメリカの「検問所」から4km地点で殺された。

7. ジャーナリスト，運転手，通訳は車内にいた。

8. 一人の日本人が運転手の隣に座っていた。

9. 二人目の日本人は通訳の隣、運転手の後ろに座っていた。

10. 日本大使は車を見に行ったが、焦げた二遺体を彼らと特定できなかった。

11. 日本大使は地元の病院で二遺体が日本人であるとする理由を尋ねた。病院職員は、通訳がそう言ったと答えた。

12. 通訳は現在失踪しており、BBCは彼は車内で死亡したとして私たちを欺こうとしている。イラク人，運転手，病院，日本大使館は皆、二人だけが死んだことに同意した。

13. 二遺体が行方不明の日本人ジャーナリストである「証拠」として、通訳は病院にわずかな日本の新聞を手渡した。

14. 日本のメディアは二人のイラク人が脱出することはほとんどありえず、日本人二人が死亡したと論じた。四人は車内に座っており、日本人は共に死亡してイラク人が二人とも負傷しなかったのは「奇跡」である。これは、周到に準備された暗殺の明白な例であると私には思える。

15. 日本政府（日本の要求により、アメリカ人で組織される）により計画された暗殺であるとの示唆もあった。でなければ、なぜ日本政府が、二人のジャーナリストに、バグダッドからサマラまで相当な長距離の運転を強いるだろうか？今や世界で最も危険視される高速道路を、ファックスで送ることができた、ただ紙切れ一枚を入手するために。
　
16. BBCとほとんど同じく頻繁に真実を歪めるNHKが虚偽をBBCに整合しないので、私たちはとても幸いであり、両方の「ニュース」報道を比較することで真実を見出すのは易しい。

17. NHKは、驚くべき精確さで、（訳注：maticulessly,意味不明）計画された暗殺ではなく、単にイラク人による盲めっぽうな「平常の」攻撃であったと私たちに確信させるべく、稀なる労力を費やした。

18. この暗殺は日本政府にとっての重大な問題を解決した。イラク問題はあわや政府を失墜させるところで、私たちは日本人人質解放のためを各100万米ドル支払った。日本人独立ジャーナリストでイラク発の更なる真実の情報は、この日本政府を即座に倒壊させるだろう。

ありがとう。
やまぐち としかず

BBC Lied Again Regarding Two Dead Japanese Journalists

お断り
この拙訳は、BBCの糾弾を意図しておらず、日米両政府による暗殺説の紹介を目的として掲載しています。

http://si-f.air-nifty.com/bal/2004/05/bbc.html

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