現在地 HOME > 掲示板 > 戦争56 > 204.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
(回答先: 北朝鮮、在韓米軍の削減は策略と非難=韓国紙 ロイター5/21 投稿者 たくげん 日時 2004 年 5 月 29 日 17:31:41)
米国防部が最近明らかにした在韓米軍(3600人)再編方針は、北朝鮮に“誤ったシグナル”を送ることであり、韓米両国の同盟関係を阻害する恐れがあると、米国の有力シンクタンクの安保専門家が主張した。
カーネギー国際平和財団のウルフサル(Wolfsthal)核不拡散副局長は、31日付のインターナショナル・ヘラルド・トリビューン紙に「米国は北朝鮮に誤ったシグナルを送っている」と題した文を寄稿し、「増え続けている北朝鮮の核兵器と常に存在する韓半島の軍事対立の危険性からして、兵力の再編は米国の同盟国と敵国の両方に誤ったシグナルを送ることになるはず」と主張した。
また、「このような決定により、北朝鮮は『北朝鮮の核能力のおかげで、米国が在韓米軍の規模を減らし、その結果北朝鮮に対する米国の軍事的な選択肢が減ることになった』と思い込むことになるはず」とした。
続いて、「最悪といえる今の時期の米軍撤退により、北朝鮮指導部は(米国の)勢力が弱まったと解釈する可能性があるうえ、北朝鮮の核放棄に向けた交渉の可能性が減る恐れがある」と警告した。
同副局長はまた、「このような措置は、(米国が)これ以上韓国の防衛には関心がなく、韓米同盟は時代遅れ的なものだと考える韓国内の一部勢力により政治的に悪用される恐れもある」と指摘した。
さらに「韓国の多くの若者は、米国が韓国の安保と繁栄には関心がなく、韓米同盟は韓国に役立たないと考えている」とし、「それだけでなく、韓国政界の中心においても、今日米国の支援が韓国の繁栄にどのような重要性をもつのかと疑問を提起する人が次第に増えている」と分析した。
また、北朝鮮の核危機を打開するためブッシュ米政権が取るべき対策について、「まだ米国との関係改善を望んでいる北朝鮮との交渉を積極的に進め、それでも双方が合意に至らなかった場合には兵力を削減するのではなく、むしろ増強しなければならない」と主張した。
全炳根(チョン・ビョングン)記者 bkjeon@chosun.com
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/05/31/20040531000077.html