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http://www.asahi.com/international/update/0529/012.html
サウジアラビア東部の都市アルコバールで29日朝(日本時間同日午後)、外国の石油関連企業の入るビルや外国人居住区など計4カ所を武装集団が襲い、治安部隊との間で激しい銃撃戦になった。武装集団は外国人たちを人質にして建物に立てこもっている。ロイター通信は少なくとも16人が死亡し、米国人を含む外国人5人が含まれていると報じた。カタールの衛星テレビ、アルジャジーラは外国人を含む計11人が殺害されたとしている。
武装集団が立てこもっているのは、住宅商業複合施設がある区域。数百人の治安部隊などが包囲し、一部の建物に突入したとの情報もある。
国際テロ組織アルカイダを名乗る犯行声明がイスラム系ウェブサイトに出され、イラクで復興事業を受注する米エネルギー企業グループ「ハリバートン」の傘下企業を狙ったとしている。
アルジャジーラによると、最初に、欧米系石油企業が入る「アルコバール石油センタービル」が軍服姿の4人に襲撃された。ビル前で爆発があり、警備員との間で銃撃戦が発生。武装集団はビルへの突入を図ったが、失敗した。この間、近くにいた米国人を含む外国人や警備員が射殺されたとの情報がある。
この直後、主に外国人が住む高級住宅や事務所がある別の3地区で、ほぼ同時に襲撃が発生。複合施設に複数の犯人が立てこもり、欧米人、アジア系外国人、アラブ系市民らを人質に取っている。ロイター通信によると、このうちレバノン人5人が解放された。
アルジャジーラは目撃者と治安当局の話をもとに、死者は10歳のエジプト人少年、フィリピン人3人、米国人、英国人各1人、地元警備員2人などと報じた。
サウジでは今月1日に西部の工業都市ヤンブーで、外国石油関連企業の出先事務所が襲撃され、米国人ら5人が死亡したばかりだ。
(05/29 22:49)