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全米で25日に公開が始まるブッシュ政権批判の映画「華氏911」に対し、保守系の市民団体が24日、「この映画のテレビ宣伝は選挙法違反になる」として、連邦選挙委員会にコマーシャルの放映中止に向けた調査を申し立てた。
宣伝の中身はこうだ。芝のゴルフコースを背に、ポロシャツ姿でくだけた感じのブッシュ大統領。「殺し屋のテロリストを止めなければならない」とカメラに語る。ニュースならここまでだが、ムーア監督の狙いは直後の映像にあったようだ。
「さあ、今度はこのドライブショットを見てくれ」。そう言い残した大統領が、クラブを力いっぱい振り回す。テロからゴルフへの話の大きな落差が違和感を残す。お行儀のいい民主党陣営の選挙宣伝より、よほど強烈な政権批判だ。こんな映像が今、家庭に毎日流れている。
保守系の「市民連合」は、このコマーシャルが企業資金を投じた敵対的な選挙宣伝にあたると主張。連邦選挙法で、大統領候補を決める党大会の30日前からの放映は禁じられているとして、共和党大会開催の1カ月前にあたる7月末からの放映中止を求めている。
ただ、企業資金による宣伝もメディアについては例外規定があるため、ドキュメンタリー監督の作品の宣伝がこの規定にあたるのか、言論の自由の問題としても議論を呼びそうだ。
(朝日新聞:06/25 21:49)
http://www.asahi.com/international/update/0625/013.html
★米軍によって高校生用実習船が(意図的に)ハワイ沖で撃沈された直後、ゴルフプレー中に一報を聞いた森首相(当時)がそのままプレーを続けたという報道とともに流された映像(ドライブショット)を思い出す。あの映像を見てはらわたの煮えくり返った人も多いはず。アメリカでも同じなんだろう。