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★キミットの発言の趣旨は、国ごとに独立した指揮権が存在することは認めるが(米・英・日どこでも)これは形式的なものであり、「戦場での作戦上の統制」は統一したものである、ということである。従って、「自衛隊は多国籍軍の中には入るが、指揮下には入らない」という日本政府見解は、キミットのいう「自衛隊が多国籍軍に参加する際に我々が描く姿」とは大きく異なることになる。(シジミ)
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/kokkai/news/20040622k0000e030074000c.html
イラク駐留米軍のキミット准将は21日、バグダッドでの記者会見で、多国籍軍に参加予定の自衛隊は独自の指揮権を持つとの日本政府の見解について「米軍では、大統領が戦場の個々の兵士に指揮権を持つ。英軍や自衛隊もそれは変わらない」と述べ、見解を受け入れる考えを示した。
ただ、准将は「軍事作戦であれ、平和支援活動であれ、戦場での作戦上の統制は、指揮権と別物だ」と指摘。「参加国が個々の活動について、いちいち本国に(可否を)照会するような仕組みは望まない。これが、自衛隊が多国籍軍に参加する際、われわれが描く姿だ」とも述べ、状況によっては、多国籍軍を主導する米軍が、自衛隊に何らかの指示を与える可能性があることを示唆した。
日本政府は米英両政府と、自衛隊が多国籍軍の指揮下では活動せず、日本の判断で活動を中断、撤収できるなどとした5項目の了解を交わしたとしている。(バグダッド共同)
毎日新聞 2004年6月22日 13時23分