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社会保険庁大阪社会保険事務局(大阪市中央区)が昨年度、職員のレクリエーション費用約138万円全額を国民年金と厚生年金の保険料から支出していたことが6日、読売新聞の情報公開請求でわかった。
1998年施行の財政構造改革法で、事務費全額を保険料で賄うことが認められ、社保庁は年金保険料を職員1人につき約6000円の職員厚生経費の財源としていた。同事務局は社保庁の保険料無駄遣い問題への批判を受け、今年度からボウリング大会を取りやめた一方、職員に人気の高い野球大会は開催、その費用に年金保険料を使っていた。
公開資料や同事務局によると、昨年度のレクリエーションはボウリング、野球、ソフトボール、囲碁・将棋大会と、運動会にあたる職員厚生大会。昨年7月から今年2月にかけて、大阪市内のボウリング場や大阪府美原町のグラウンドなどで開かれた。
ボウリング大会は職場ごとに平日の今年1月22日、同27日の勤務後と土曜日の2月7日にあり、レーン使用料や景品代などとして計約47万円を支出。昨年9月に大阪市内で開かれた職員厚生大会では、会場使用料などに約62万円が支払われた。
財政構造改革法施行後、同様に支出が続けられていた。
今年度は、ボウリング大会を取りやめたが、7月から9月にかけて行った職場対抗の野球大会には、20万円近い費用の全額を年金保険料から支払っていた。こうしたレクリエーションへの支出について、同事務局は「予算を適正に使ってきたが、国民の批判もあり、今後、さらに見直しを進めたい」としている。
(2004/10/6/14:37 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20041006i304.htm