現在地 HOME > 掲示板 > 政治・選挙5 > 982.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
(回答先: 長壁さんに問う。この村上の発言は「しんぶん赤旗」には掲載ありやなしや? 投稿者 竹中半兵衛 日時 2004 年 10 月 06 日 08:03:28)
竹中半兵衛さん、お早うございます。
重厚なる投稿、圧倒されています。
私は日本共産党員であることを別に隠す必要も無いと、軽い意味で各掲示板に投稿してきました。が、みなさんが受け取られる印象は、どうしても、共産党員の中では稀な私にそのイメージが集中してしまうようです。
さて、しんぶん赤旗が「よりマシ」という私の認識ですが、半兵衛さんがおっしゃるとおり企業系メディアと同じ土俵に並べた上での「よりマシ」であることはいうまでもありません。80年の歴史ある共産党の、その昔、セッキ(赤旗)といわれていたころの「革命党新聞」の面影など微塵も無いことは百も承知しています。
わたしは、小林多喜二が殺され、戦争に驀進したときから、共産党は名実共に崩壊したのだと思っています。以降はレッドパージにあいながら、合法政党としての生き残り策を必死で模索してきたのではないでしょうか。共産党という看板だけを掲げた「生活政党」的な役割を目指してきただけだと思います。
40万人党員を標榜する党が、この期に及んで、「党員はしんぶん赤旗を読もう」などと、幼稚園児なみの言辞を呼びかけなければならない実情が、それを示しています。
半兵衛さん、それでも私は、しんぶん赤旗・共産党は、その影響力において、その反面教師的な役割において、なくてはならないものだと思っています。
保守政党をあぶりだすものとして、また、いかにこの時、戦争へのレールが着々と敷かれていくとき、保守から共産党までもがいかに加担していくか、ものの見事に証明してくれます。
半兵衛さんがおっしゃることは、今のわたしには99%理解できます。あと、1%は、ならば、どうするかです。共産党の欺瞞をこのように、天下にさらけ出して、いくのも一方法です。共産党が、その根源を曖昧にして、中途半端な総括しかできえていないまま、情勢にあわせたカメレオン的な対処のやり方は、もちろん、頷けません。
ただ、戦時下の今日、過去の総括や反省しているだけでは間に合わない状況があります、この際は、管理板にも登場された宮本岳志氏にも、議論に加わっていただきたく思います。
アフガン攻撃の際、共産党のスローガンよろしく、「テロも戦争もノー」といった短絡的な思考がいまだあるか否かは知りませんが、少なくとも、この阿修羅をご覧になっていることは触れてましたから、金太郎党員よりはよほどマシな方でしょう。ギターを弾きながら国会前で、有事法案や障害者支援法改悪に反対されたことも聞いております。
共産党に限らず、すべて、全て、中途半端に、根源を視ずして、黒でも白でもかまうことなく、己の利害で動いているのが現実です。一人で殺戮やるなら反対だが、複数でやるのならOK。今の国家間の戦争はそんなところです。イスラム世界と近い?共産党は、それでも、イスラムの声をとりあげることで、他紙とは一味違います。自らのコメントなど、大それたことができるわけが無い。せいぜい、戦争の本質を問い、テロ擁護する長壁のスタンスを薄々知りながら、党員除名をしない程度でしょう。今後するかの知れませんが。
村上発言も、さざ波での銀河さんの投稿でしりましたが、この方も、天邪鬼を変名するように、テロリズムの根源を問うわたしに、共産右翼と一緒になってバッシングする矛盾を持った方です。その直情的な真意は一時、共感できたのですが、こと、ご自分の利害に及ぶや、理性も理論も吹き飛びます。よほど、心情的な方だと思います。
人道復興支援ですか。要するに、対症療法です。権力が狙う、胃袋です。復興の前に、破壊があり、殺戮があり、それを主導したものが米国の侵略戦争であることを、この期に及んで、すっ飛ばします。背に腹はかえられないのです。
左翼も右翼も、私には、その根源を問い詰めていけば、同じに見えます。なぜなら、すべて、今の日米安保体制の枠組み、あるいは規制の枠内での思考にがんじがらめにからとられているからです。最少は家族という単位、日本という単位、からのみみた利害を超えない思考方法です。地球規模の損害が日本を自らの家族を滅ぼすことになるという想像ができません。
今日のしんぶん赤旗(朝日も)は、アフガン傀儡政権の選挙について、大きくスペースを割いていました、地元住民に「タリバンも軍閥もうんざり」「戦争はいや」という発言をさせています。この程度です。米軍がタリバン掃討作戦と銘打って、空爆をすることの事実がまるで、見えてません。日本軍が実際、これに加わっているのではないか(給油等兵站支援でもあるかも)と私は、また、勝手な妄想をもっていますが、こうしたことはなんら問いません。
要するに、ドコまで確信犯か否かは知りませんが、党中央はあきらかに、国民を、党員を総なめしていることは断言できます。しんぶん赤旗の読者は、また、多かれ少なかれ、驚くほど、こうした党のマインドコントロールに忠実になることも事実です。
さざ波での討論もまた、この状況を示しています。マルクスもレーニンも語る必要が無いなどとはおもいませんが、それは掲示板の中だけで完結していては、意味が無いと思います。
かつて、先見的な視点を持った方がたも、今は、ほとんど、投稿されなくなりました。これも、また、戦時下の風景でしょう。
また、半兵衛さんもご覧頂いていた某掲示板、トピックスの管理人の呟きごらんになりましたか。戦争は運命だとか、復興支援にいっただけで殺される理不尽だとか、テロリストの残虐性と結びつけて嘆いています。私は、この人もまた、阿修羅で知り合い、一時は共感していただけに、大きく失望しています。どこまで、人間は体制にからめとられるのか。
最後に、私は、それでも、まだ、言論の自由が残っている今、機会を捉えて、訴えていきたいと思っています。共産党に依拠することなく、多数にこびることなく。私が共産党にいることは、さほど、大きな意味を持つものではありません。掲示板で意見を言うほどにもたいしたことではありません。成果は、こうして、半兵衛さんにいろいろと、意見を提示されることでしょうか。私の共産党に寄せる思いは、一支持者以上でも以下でもありません。なお、共産党議員で、公に「反共的言辞」をされている気骨あふれる方がいるとお聞きしました。党員のかには、私は、同志的な意味で素晴らしい方が
少なくないと思っています。
なお、私はいよいよ、困窮しています。半兵衛さんの投稿は今後、ロム専門になるかもしれません。よろしくお願いいたします。