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(回答先: Re: 余りにも、相対化し、八方美人的な世界に、不満があるように思います。 投稿者 南青山 日時 2004 年 10 月 03 日 15:40:26)
割り込み失礼します。
E.W.サイードの自伝「遠い場所の記憶」から引用します。
“モラル・エージェントとしての観念的な自己イメージに完全にその権威を依存している権力が紡ぎ出す、非の打ちどころのない善良な意図にもとづき誠実に行動するという神話を打ち砕き、その変わりやすさや偽善を暴き出すという努力。”
“知性にもとづく信念と部族や宗派や祖国に対する感情的な忠誠とのあいだの本来的に和解し得ないところが......それらを分離したままにし、民族的あるいは部族的な意識よりも知的なもののほうをつねに優先させてきた。たとえそれがどれほど人を孤独に追い込もうがである。”
“権威主義に対する反感、押し付けられ強制された沈黙を破ろうという欲求、そして何にも増して、妥協不能なものを現状に引き戻し、それによって不正な既存体制の秩序を揺るがせ、一掃しようという欲求。”
ODAウォッチャーズさんの「餓え」にも通じるところがあるのではないでしょうか?
私も「餓え」ています。
現代物理学については、竹内薫氏が最近、悟りを開かれたようにいいものを書いておられます。
「世界が変わる現代物理学」 ちくま新書、他、ブルーバックスでもいいのがでてます。
是非、ご一読ください。