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中央社会保険医療協議会(中医協)を舞台にした汚職事件に絡み、吉田幸弘前衆院議員(43)を通じて日本歯科医師会(日歯)側から厚生労働省幹部に現金が渡された問題で、厚労省は28日、中医協事務局がある医療課の山内雅司・元歯科医療管理官(50)(現歯科保健課長)を懲戒免職、歯科保健課の滝口徹・元課長(53)(現大臣官房付)を停職12か月の懲戒処分とした。
滝口元課長は同日、退職願を提出した。
また、飲食に同席した医療課課長補佐と、監督責任のあった元保険局長(現厚生労働審議官)と元医政局長(現国立保健医療科学院長)を訓告処分とした。
この問題は東京地検の捜査で浮上したが、同地検は現金の趣旨が不明確などとして立件を見送った。
国会議員は国家公務員倫理法の「利害関係者」に当たらず、2人は省内の調査に「吉田被告からの現金提供と思っていた」と釈明したが、同省は「事実上、日歯側からの提供」と判断した。
同省によると、山内元管理官は2000年から昨年まで、吉田被告や日歯側の中医協委員らから13回、都内で接待を受けたほか、車代などの名目で計85万円を受領。滝口元課長も2002年から昨年まで、吉田被告から約10回の接待を受け、現金計50万円を受け取った。
(2004/9/28/14:13 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20040928it06.htm