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学歴詐称:古賀氏「当選したかった」と動機供述
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/photojournal/archive/news/2004/09/27/20040928k0000m040012000c.html
学歴詐称問題で議員辞職願を提出し、27日午前に河野洋平衆院議長から辞職を許可された古賀潤一郎衆院議員(46)=福岡2区=が県警の事情聴取に対し、詐称の動機として「当選したかった」と供述した模様だ。公選法違反の「虚偽事項の公表」は虚偽との認識に加え、当選目的が主要な構成要件。古賀氏側は、外部には「卒業したと思っていたが、捜査を受けて虚偽との認識に至った」と釈明したが、最初から当選目的のうそだったことが明らかになったことで、その姿勢が改めて問われそうだ。
古賀氏は周囲に「ペパーダイン大在学時に、毎月数十万円の仕送りをしてもらっていたので、親に『卒業した』と言ってしまい、その後もそう言い続けるしかなかった」と説明。親へのうそが学歴詐称のきっかけで、当時から虚偽認識があったことが分かっている。
しかし、県警の事情聴取には当初「卒業したと思っていた」と容疑を否認。県警が必修科目の単位を取得しておらず、卒業に必要な卒業制作を出していなかった点を追及すると、一転して卒業していないことを認め「当選したかった」と全面的に容疑を認めたという。
県警は近く、古賀氏を書類送検するが、検察当局は古賀氏が国会議員を辞任するうえ、社会的制裁を受けたことなども考慮。「加罰性が薄い」として起訴猶予とする方針を固めている。捜査に対し、全面的に容疑を認めたことも大きな要素だが、衆院議員の議席を与えてくれた有権者には、最後まで説明責任を果たしていないことになる。
毎日新聞 2004年9月27日 18時02分